「けむりと人々のつながり―メソアメリカの記憶」たばこと塩の博物館
- 2025/8/28
- 東京
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名称:「けむりと人々のつながり―メソアメリカの記憶」たばこと塩の博物館
会期:2025年9月20日(土)~2025年12月21日(日)
会場:たばこと塩の博物館
展示室:2階 特別展示室
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)
※ただし、10月13日、11月3日、11月24日は開館
観覧料:大人・大学生 300円
小・中・高校生、満65歳以上の方 100円
TEL 03-3622-8801(代表)
住所:〒130-0003東京都墨田区横川 1-16-3
TEL:03-3622-8801
URL:たばこと塩の博物館

中南米地域は、たばこのふるさととされています。植物としてのたばこは、南米大陸のアンデス山中で誕生したとされており、アメリカ大陸各地の人々によってさまざまな用途、方法で利用されてきました。特に、中米の古代メソアメリカには、パイプや喫煙の様子が描かれた土器など、たばこに関する資料が残されており、たばこはその地の人々が信仰する神々への供物のひとつとして、あるいは儀式の際の道具としても使用されていたことがわかっています。また、喫煙時に生じるけむりは、天上界の神々と地上界の人間との間で、神託や願いなどを運ぶ役割を果たすと考えられていました。同じように、香炉で焚かれた香のけむりも儀式に欠かせないものであり、浄化や将来を見通すなどの役割を担っていたとされています。このような古代の人々の行いは現代にも通じるところがあり、先住民文化が息づく地域では、現在でも人々が祭壇にたばこを供えたり、儀礼の中でたばこや香のけむりを発生させたりする場面がみられます。
本展では、現在のメキシコ周辺地域を中心に、古代と現代の人々とけむりの関係に焦点を当てます。古代の人々が残した器や喫煙具、現代社会を生きる人々とけむりに関する道具などの資料を館蔵品から展示し、人々とけむりにまつわる文化の一端を紹介します。











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