「コレクション展Ⅱ 特集 版元からみる浮世絵の名品」北九州市立美術館本館

  • 2025/9/19
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「コレクション展Ⅱ 特集 版元からみる浮世絵の名品」北九州市立美術館本館

名称:「コレクション展Ⅱ 特集 版元からみる浮世絵の名品」北九州市立美術館本館
会期:2025年10月4日(土)〜2026年1月18日(日)
会場:北九州市立美術館
開館時間:9:30 〜 17:30
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
   12月30日~1月3日は休館
入場料:一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生・小学生 100円
住所:〒804-0024福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
TEL:093-882-7777
URL:北九州市立美術館本館

磯田湖龍斎《雛形若菜の初模様 大たはらや内 若松》1776-82年(版元:西村屋与八)
磯田湖龍斎《雛形若菜の初模様 大たはらや内 若松》1776-82年(版元:西村屋与八)

国内外の近現代美術を主軸とした当館コレクション約8,000点のうち、浮世絵版画は約1,400点にのぼります。これまで館内外の多くの展覧会で紹介されてきた当館の浮世絵を、今回は「版元」という存在に着目して特集展示いたします。
版元は、浮世絵版画制作の企画から制作の監督、さらには宣伝、販売までを担う、いわばプロデューサーのような存在です。版元は、大衆の嗜好や流行を見極め、あるいは先取りしながら浮世絵の題材を決め、それを描くにふさわしい絵師を選びます。また、浮世絵制作には絵師が描いた版下絵をもとに、彫師、摺師などの職人たちが関わり、多くの作業工程を経て完成します。そういった制作の一切を取り仕切るのも版元の重要な役割でした。
本展では、さまざまな版元たちが江戸時代の出版業界でしのぎを削るなかで生み出した浮世絵版画の名品の数々を展示します。そのほか、ルノワールやルオーなど西洋絵画の名品や、2025年が昭和元(1926)年から数えてちょうど100年目の「昭和100年」に当たることから、1926年前後に描かれた作品も併せてご紹介します。
また、今回は同時期に開催されるいのちのたび博物館「べらぼう」におもしろい印刷展もコラボします。両方お楽しみください。

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