SIMOSE新コレクション展「サム・フォールズ、松山智一」下瀬美術館
- 2025/10/1
- 広島県
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名称:SIMOSE新コレクション展「サム・フォールズ、松山智一」下瀬美術館
会期:2025年10月7日(火)〜12月14日(日)
会場:下瀬美術館
開館時間:9:30-17:00(ナイトミュージアム開催日は19:00まで開館)※入場は閉館の30分前まで
料金:一般2000円(1800円)
高校生・大学生1000円(800円)
大竹市民1500円
中学生以下無料
( )内は20名以上の団体(要予約)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)※12月16日(火)、17日(水)は臨時休館
住所:〒739-0622 広島県大竹市晴海2-10-50
電話:0827944000
URL:下瀬美術館
下瀬美術館では、今年度新たにサム・フォールズ、松山智一、小松美羽、3人の現代美術家の作品を収蔵いたしました。本展は前期、後期に分けて新規収蔵作品とその作家についてご紹介するものです。前期展ではサム・フォールズと松山智一を特集いたします。
サム・フォールズは1984年生まれのアメリカの美術家です。カンヴァスの上に植物の枝葉や花などを配して、染料を撒き、太陽の光や雨風にさらして絵画化する手法で、近年、注目を集めています。豊かな色彩や親しみやすいモチーフが目を惹きますが、その制作過程には、写真の基本原理に対する関心や、鑑賞者、作品、アーティストの関係性に対する問題意識、自然と生命のはかなさなど、彼の深い思索が表れています。本展では、制作に1年以上を費やした高さ3.6m、横幅45mを超える大作《Spring to Fall》(2023-2024年)を日本初公開いたします。
いっぽう、松山智一(1976年岐阜県出身)は、ニューヨークを拠点に国際的に活動する現代美術家です。彼の作品は、古今東西の絵画や大衆文化から多様なモチーフを引用し、それらを再構築する独自の「サンプリング」の手法によって生み出されます。その画面には複雑に交錯する現代社会の様相が映し出され、鮮烈な色彩と緻密な描写が独自の世界観を形づくり、その強靭な視覚言語は世界中の人々を魅了し続けています。本展では、東京での初個展で発表された大型立体作品《Soul Miner》(2025)をはじめ、新規収蔵された絵画2点を中心に、グローバルに展開する松山の活動の一端をご紹介します。








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