「澤岡泰子版画展 MOKURITO-木のリトグラフ-の世界」韮崎大村美術館
- 2025/10/7
- 山梨県
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名称:「澤岡泰子版画展 MOKURITO-木のリトグラフ-の世界」韮崎大村美術館
会期:2025年11月29日(土)〜2026年3月1日(日)
会場:韮崎大村美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:水曜日
2月11日は開館
12月29日~1月1日、2月12日は休館
入場料:一般・大学生 500円、高校生・中学生・小学生 200円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒407-0043山梨県韮崎市神山町鍋山1830-1
TEL:0551-23-7775
URL : 韮崎大村美術館
木版によるリトグラフ(MOKURITO)の制作を手掛ける澤岡泰子。
北海道に生まれ、女子美術大学で工業デザインを学び、日立製作所及び松下電器においてプロダクトデザイナーを務めました。多数の電化製品のデザインを手がけた後に、金属造形と版画制作を精力的に行い、国内外で活動してきました。1985年にはアメリカ、ニューメキシコ工科大学で金属造形クラスの指導。2003年にはポーランドのワルシャワにて木のリトグラフの個展を開催し、その後、イタリア、メキシコ、中国などでも作品を発表しています。
通常リトグラフといえば石版や金属板を使用するのが主ですが、澤岡が手掛ける作品は、木の板を版木として使う新たな版画の技法です。この技法は、多摩美術大学の小作青史名誉教授が考案したもので、澤岡は小作から木のリトグラフを紹介されて以降、その世界に魅了され40年以上MOKURITOの制作を続けています。“MOKURITO”は、石版のリトグラフに対して澤岡自らが名付けた造語で、親しみやすい呼び名となっています。作品は主に青色が中心となり、木目の生かされた柔らかく幻想的な世界が広がっています。
版画を通じて世界中の人と交わり、版画の持つ面白さ、奥深さを伝えてきた澤岡の軌跡の一端を、本展を通してぜひご覧いただきたいと思います。








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