第44回土門拳賞受賞作品展小柴一良「水俣物語MINAMATA STORY 1971-2024」土門拳写真美術館

第44回土門拳賞受賞作品展小柴一良「水俣物語MINAMATA STORY 1971-2024」土門拳写真美術館

名称:第44回土門拳賞受賞作品展小柴一良「水俣物語MINAMATA STORY 1971-2024」土門拳写真美術館
会期:2025年10月31日(金)~1月25日(日)
会場:土門拳写真美術館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月~1月は月曜休館(1月12日[月・祝]は開館、翌1月13日[火]休館)
入場料:一般900円、高校生450円、中学生以下無料
住所:〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
TEL:0234-31-0028
URL:土門拳写真美術館

第44回土門拳賞受賞作品展小柴一良「水俣物語MINAMATA STORY 1971-2024」土門拳写真美術館
第44回土門拳賞受賞作品展小柴一良「水俣物語MINAMATA STORY 1971-2024」土門拳写真美術館

概要:
第44回土門拳賞を受賞した小柴一良による『水俣物語 MINAMATA STORY 1971-2024』の作品展。本作は、1971年から2024年にかけて半世紀以上にわたり、水俣病胎児性・小児性患者やその家族、そして彼らが暮らす熊本県水俣市や鹿児島県出水市の風景を撮影し続けたモノクロームの記録である。被写体の生と時間の積層を通して、公害がもたらした社会的痛みと人間の尊厳を静謐に映し出す。
小柴は、記録者としての立場を超え、被写体と共に歩み、同じ時間を生きることで、記録と共感の境界を探るような作品を生み出した。社会問題を長期的な視点で見つめ続けたその姿勢が高く評価され、今回の受賞に至った。本展では、写真を通して「記録すること」と「生きること」の関係を改めて問いかけている。

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