ギャラリー展示「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館

ギャラリー展示「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館

名称:ギャラリー展示「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館
会期:2025年10月7日(火)~2025年10月31日(金)
会場:群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館1階ギャラリー
休館日:10月11日~10月13日 ※最終日10月31日は13:00終了
入場料:無料
住所:〒371-8510 群馬県前橋市荒牧町4丁目2
TEL:027-220-7185
URL:群馬大学総合情報メディアセンター

概要:
本展「殿様の猫絵ー新田岩松家の粉本からー」では、群馬大学中央図書館が所蔵する「新田文庫」から、江戸時代の大名家・新田岩松家に伝わる粉本35点を公開する。粉本とは絵画の下絵や模写を指し、朱書きの修正跡や彩色指示などが残る貴重な資料である。展示には、猫や七福神、龍、山水画などを描いた粉本のほか、狩野派絵師の模写も含まれ、18世紀以降の岩松家5代の当主—孝純、義寄、徳純、道純、俊純—による学びの跡をたどることができる。
特に注目される「猫絵」は、養蚕農家において“鼠除け”の護符として重宝されたもので、庶民生活と大名文化の交流を示す興味深い事例である。2015年以来10年ぶりとなる大規模な粉本展示として、地域の歴史と文化、そして絵画学習の実践を知る貴重な機会を提供している。

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