企画展「本間家の贈り物」本間美術館

名称:企画展「本間家の贈り物」本間美術館
会期:2025年10月31日(金)~2025年12月15日(月)
会場:本間美術館
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)※11月~12月は16:30まで(最終入場16:00)
休館日:10~11月:無休 12月:火・水曜日
入場料:一般1,100円(990円)高・大学生500円(450円)小・中学生無料( )内は15名以上の団体料金
住所:〒998-0024 山形県酒田市御成町7-7
TEL:0234-24-4311
URL:本間美術館

概要:
東日本を代表する豪商であり「日本一の大地主」として知られた酒田の本間家は、商業・金融・地主経営を通じて地域社会に多大な貢献を果たした一族である。庄内藩や米沢藩など東北諸藩への支援、寺社への寄進、政府要人との交流などを通じ、数々の「贈り物」を受け取ってきた。本展では、藩主や政治家、西郷隆盛・三条実美といった人物から贈られた品々を中心に、本間家の菩提寺である浄福寺や奈良の法隆寺に関わる資料も紹介する。また、昭和23年(1948)に酒田を訪れたヘレン・ケラーからの手紙も特別公開される。これらの展示を通して、地域文化と美術の交差点としての本間家の存在を再考する機会となる。

展示作品には谷文晁《十二ヶ月山水図屏風》(文政元年・1818)をはじめ、江戸後期から明治期にかけての絵画や書跡、歴史資料などが含まれる。これらは本間家と各地の藩主・文化人との結びつきを物語るものであり、地域美術史の重要な一側面を構成している。














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