開館100周年記念「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」東京都美術館

名称:開館100周年記念「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」東京都美術館
会期:2026年11月14日(土)~2027年3月28日(日)
会場:東京都美術館
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)※特別展・企画展開催中の金曜日は9:30~20:00
休館日:第1・第3月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
入場料:不明(通常特別展に準ずる)
住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
TEL:03-3823-6921
URL:東京都美術館

概要:
東京都美術館の開館100周年を記念して開催される「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス近代美術の精華を通じて、“生きることの歓び”を見つめ直す大規模展覧会である。オルセー美術館が誇る印象派からポスト印象派、象徴主義、アール・ヌーヴォーまでの名品群が来日し、芸術が人間の「存在と感情の光」をどのように表現してきたかを探る。

展示では、ルノワール、モネ、マネ、ドガ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンなど、近代芸術の巨匠たちによる約80点の名作が集結。印象派が描いた光と自然の変奏、ポスト印象派が示した内面の深化、そして象徴主義が探求した精神的な美のかたちを通じて、「いまを生きる」ことへの芸術的回答が提示される。展覧会タイトルに込められた“Joy of Living(いまを生きる歓び)”は、現代を生きる私たちへのメッセージとして、芸術がもたらす再生の力を喚起する。

本展はまた、オルセー美術館と東京都美術館の交流の深化を象徴するものであり、1970年代以降の国際的美術交流の成果を総括する意義も持つ。展示構成は時代順ではなく、テーマ性を軸に「光」「自然」「身体」「記憶」「魂」といった章立てで展開される予定。100年を超えて受け継がれる人間の創造精神の系譜を辿る、記念的企画展である。




作家略歴:
出品作家には、クロード・モネ(1840–1926)、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841–1919)、エドゥアール・マネ(1832–1883)、エドガー・ドガ(1834–1917)、ポール・セザンヌ(1839–1906)、ポール・ゴーギャン(1848–1903)、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853–1890)など、19世紀末フランス美術の中心人物が名を連ねる。彼らはいずれも自然と人間の感情、そして時間の移ろいを新しい視覚言語で表現し、モダンアートの礎を築いた。


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