「崋椿系画家たちのハンコ」田原市博物館
- 2025/11/8
- 愛知県
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名称:「崋椿系画家たちのハンコ」田原市博物館
会期:2025年12月6日(土)~2026年2月8日(日)
会場:田原市博物館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(1月12日〈月・祝〉は開館)、12月28日~1月4日
入場料:一般310円(240円)、小・中学生150円(120円)※( )内は20名以上の団体料金。東三河の小中学生は「ほの国こどもパスポート」で無料。障がい者手帳(ミライロID可)提示者と付き添い1名は無料。吉胡貝塚資料館との共通券あり(大人400円、小中学生200円)。
住所:〒441-3421 愛知県田原市田原町巴江11-1
TEL:0531-22-1720
URL:田原市博物館
概要:
田原市博物館による企画展「崋椿系画家たちのハンコ」では、江戸時代後期から明治にかけて活躍した崋椿派の画家たちが使用した印章(ハンコ)に焦点を当てる。近年ペーパーレス化が進む中、作品に捺された印章は、単なる署名の代わりではなく、画家の個性と美意識を伝える重要な要素として再評価されている。本展では、渡辺崋山や椿椿山ら崋椿系画家の印章や、それが押された絵画・書・資料を紹介し、印章が芸術作品に果たしてきた役割と造形的魅力を探る。
また、ハンコは画家にとって「作品と作者を結ぶ印」であると同時に、鑑賞者にとっては“署名の美”を味わう対象でもある。展覧会では、作家ごとの印章の形状・彫法・書体の違いを比較できるほか、印が押された位置や構成から、画面構成における印章の意図的なデザイン性を読み取ることができる。田原ゆかりの崋椿派の文化的系譜を、印章という視点から立体的に紐解く展覧会である。
作家略歴:
渡辺崋山(わたなべ・かざん/1793–1841)は江戸後期の文人画家であり、田原藩士・蘭学者としても知られる。写実的な筆致と精神的な深みを併せ持つ作品で日本近代絵画の先駆をなした。椿椿山(つばき・ちんざん/1801–1854)は崋山の弟子で、花鳥画・山水画などで独自の詩情を確立した。両者の後進によって受け継がれた「崋椿派」は、東海地方を中心に多くの門人を輩出し、日本南画史における重要な流派となった。
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