館蔵品展「商いと商店街」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館

館蔵品展「商いと商店街」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館

名称:館蔵品展「商いと商店街」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館
会期:2025年12月2日(火)~2026年2月8日(日)
会場:山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、12月21日(日)、1月18日(日)、年末年始(12月28日~1月4日)、1月5日(月)定期休館
入場料:無料
住所:〒165-0022 東京都中野区江古田4-3-4
TEL:03-3319-9221
URL:山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館

館蔵品展「商いと商店街」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館
館蔵品展「商いと商店街」山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館

概要:
「館蔵品展 商いと商店街」は、中野の地域史を商業の観点から見つめ直す企画展である。中野の商いは、近世に青梅街道沿いで発達した醸造業や新井薬師門前の参道に広がった商いなどに始まり、物売りや芸人たちの往来を通して活気を呈していた。明治期に中央線が、昭和初期に西武新宿線が開通すると、駅周辺には商店が増え、やがて商店街が形成されていった。特に終戦直後の闇市から発展した中野駅北口周辺は、東京都が立案した全31か所の「美観商店街」のひとつである「中野北口美観商店街」(現・中野サンモール商店街)として整備され、現在の中野商業の基盤を築いた。

本展では、当時の商売道具、広告チラシ、看板、商売繁盛を祈願した縁起物、商店街の写真資料などを通して、時代とともに変化する中野の商業文化を紹介する。また、地域住民とのつながりを支えてきた個人商店の存在や、昭和の街並みに息づく庶民の暮らしを再現的にたどる構成となっている。

関連イベントとして、「チンドン芸と物売り口上」が開催され、浅草雑芸団によるチンドン芸、ガマの油売り、飴屋踊り、バナナの叩き売り(模擬体験)などが披露される予定。来場者は“れきみん通貨”を使って昭和の商い文化を楽しく体験できる。そのほか、来館者向けにぽち袋づくり体験なども実施される。

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