京都dddギャラリー第250回企画展「 LOCAL LOCAL ないものはない 梅原真展」京都dddギャラリー

名称:京都dddギャラリー第250回企画展「 LOCAL LOCAL ないものはない 梅原真展」京都dddギャラリー
会期:2026年1月20日~2026年3月22日
会場:京都dddギャラリー
開館時間:火~金曜11:00~19:00/土日祝11:00~18:00
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日) 祝日の翌日(土日なら開館) 特別休館2月17日
入場料:無料
住所:〒600-8411 京都府京都市下京区水銀屋町620 COCON烏丸3F
TEL:075-585-5370
URL:京都dddギャラリー

本展は、地方に根ざしたデザインで全国的に知られる梅原真(1950–)の活動を紹介する企画展である。梅原は高知に生まれ育ち、故郷の自然・産業・文化に深く関わりながら、コピー、編集、プロデュース、商品開発にまで踏み込む“ローカルデザイナー”として独自の道を切り開いてきた。
梅原のデザインは、地域の土地の魅力や価値を最大限に引き出すことを目的としており、「風景」という概念を核に、実際に現地へ赴き、人々との対話を重ねることで地域の本質に迫る。それによって生まれるデザインは、商品や産業の背後にある“人の営みと自然の力”を想起させるもので、地方再生の実例を数多く生み出してきた。
展覧会タイトルにある「ないものはない」は、島根県海士町のアイデンティティとして梅原がプロデュースした言葉であり、「ここにしかないもの」を価値と捉える発想を象徴している。
展示では、代表的事例として〈しまんと地栗プロジェクト〉と〈砂浜美術館プロジェクト〉を中心に、地域の課題を創造的なデザインへと転換する梅原の活動が紹介される。山と海、二つの風景を舞台にしたプロジェクトは、高知の個性と地域のダイナミズムそのものを体現している。

アーティスト:
梅原真(うめばらまこと)
1950年高知市生まれ。「土地の力を引き出すデザイン」を掲げ、地域に密着したプロジェクトを多数手がける。砂浜美術館、しまんと地栗、しまんと分校、柚子の村、一本釣り鰹の藁焼きプロジェクトなど、日本各地の自然・文化・産業を再生。毎日デザイン賞特別賞(2016年)。武蔵野美術大学客員教授。

















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