「笑い滴る春と夏の日本画名品選」松岡美術館

池田蕉園《桜舟》 1912年(明治45)年頃 後期展示

名称:「笑い滴る春と夏の日本画名品選」松岡美術館
会期:2026年2月25日~2026年5月31日
会場:松岡美術館
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は開館し翌日休館)
入場料:一般1400円 25歳以下700円 高校生以下無料
住所:〒1080071 東京都港区白金台5-12-6
TEL:0354490251
URL:松岡美術館

横山大観《梅花》 1929(昭和4)年 前期展示
横山大観《梅花》 1929(昭和4)年 前期展示

概要:
本展は、松岡美術館が誇る日本画コレクションから、春と夏の自然美を讃えた名品を紹介する季節展示である。美術館の創立者松岡清次郎は、自邸の庭や隣接する自然教育園の移ろう四季を愛し、その感性に基づいて日本画を蒐集した。本展は、北宋の画家郭熙の言葉「春山淡冶にして笑ふがごとく、夏山蒼翠にして滴るが如し」にちなみ「笑い滴る」と題され、春の淡く情緒ある景色から夏の濃密でみずみずしい自然まで、多彩な作品を展観する。
春のパートでは池田蕉園《桜舟》、横山大観《梅花》、上村松園《春宵》などの代表作を始め、伊藤小坡、鏑木清方、酒井抱一、前田青邨、堀文子らによる花鳥画が並び、“どちらを見ても山笑ふ” という世界が広がる。
夏のパートでは川端龍子や小林古径の朝顔図、渡辺崋山《蓮池蜻蛉図》、鏑木清方《蛍》、山口蓬春《山湖》などを展観し、日本画で味わう夏の風物詩を堪能できる内容となっている。

上村松園《春宵》 1936(昭和11)年 後期展示
上村松園《春宵》 1936(昭和11)年 後期展示
小林古径《朝顔》 1947~1948(昭和22~23)年頃 前期展示
小林古径《朝顔》 1947~1948(昭和22~23)年頃 前期展示
渡辺崋山《蓮池蜻蛉図》 江戸時代 天保5(1834)年 後期展示
渡辺崋山《蓮池蜻蛉図》 江戸時代 天保5(1834)年 後期展示
池田蕉園《桜舟》 1912年(明治45)年頃 後期展示
池田蕉園《桜舟》 1912年(明治45)年頃 後期展示

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