「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」大田区立龍子記念館

名称:「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」大田区立龍子記念館
会期:2025年12月6日~2026年3月8日
会場:大田区立龍子記念館
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
入場料:一般200円 中学生以下100円 65歳以上 未就学児 障がい者手帳提示と付き添い1名無料
住所:〒143-0024 東京都大田区中央4-2-1
TEL:050-5541-8600
URL:大田区立龍子記念館

概要:
本展は、日本画家・川端龍子(1885-1966)の制作において繰り返し現れる「モティーフ」に焦点を当て、その造形思考の源流をたどる企画展である。洋画家として出発し、挿絵画家を経て独学で日本画の世界を切り拓いた龍子は、伝統的な題材や実在する対象を、自身の視点と構成によって大胆に再解釈してきた。本展では、「古典的モティーフ」と「現実にあるモデル」という二つの視点から作品を選び、龍子が対象をどのように捉え、どのように画面化していったのかを読み解く。
出品作《やすらい》(1958)では、快慶作《孔雀明王》を着想源としながら、従来の騎乗像ではなく休息する姿として描くことで、仏画の伝統に新たな表現をもたらしている。《虎の間》(1947)では、狩野探幽《群虎図》を引用しつつ、画面手前に自身を描き込み、虎と対峙する構図によって「龍虎図」という古典的主題を現代的に再構成している。
先例となる古典や先人の作品、そして現実の対象に向けられた龍子の鋭いまなざしを通して、その創造の原点と表現の独自性を体感できる展覧会である。








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