「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠にー後編【継承】」多摩美術大学美術館

「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠にー後編【継承】」多摩美術大学美術館

名称:「寺田小太郎 いのちの記録 ーコレクションよ、永遠にー後編【継承】」多摩美術大学美術館
会期:2021年10月2日(土)~11月21日(日)
休館:火曜日
開館時間:午前10時~午後4時 なるべく3時30分までに入館してください。
入館料:一般…300円(220円)、小・中学生…150円(110円)( )内は団20人以上
住所:〒206-0033東京都多摩市落合1-33-1
TEL:042-357-1251
URL:多摩美術大学美術館

2019年 本学では、東京オペラシティビル地権者の一人である故・寺田小太郎氏(1927-2018)から、59 点の作品を受贈いたしました。これを記念し展覧会を開催いたします。総数 4,500 点に上る「寺田コレクション」は、難波田龍起・史男親子の国内屈指となる作品群のほか、戦後日本美術から現代アートに至るまで幅広い年代・ジャンルにわたります。
本展では前編・後編を通じ、当館収蔵品を含む約 190 点の作品と資料から、寺田の想いに寄り添いその人物像を浮かび上がらせると共に、コレクションに込められたメッセージを紐解きます。また寺田が長年携わった「造園」の仕事にも光を当て、そこで育まれた師への思慕・自然観・美的感性と美術コレクションの相関を探ります。

【後編】「継承」
寺田は「芸術には人を変容させる」力があるという信念を持って収集活動を行い、作品やアーティストとの出会いとともに自らの思考を深化させていきます。そして寺田は収集活動を「創造的な営み」と考え、そのプロセスを通じて自分の想いを表現しようと試み、自らが生きた証となるコレクションを未来へ伝えようとしました。本展【後編】では、寺田から私たちへ受け継ぐメッセージを「人間とは何か」「幻想美術」「自然の声」「センス・オブ・ワンダー」というテーマに込めて構成し、寺田のまなざしの先にある未来へ想いを馳せていきます。

奥山民枝 《山照》 1983年 油彩、キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:早川宏一
奥山民枝 《山照》 1983年 油彩、キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:早川宏一
相笠昌義 《水族館にて》 1976年 油彩、キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
相笠昌義 《水族館にて》 1976年 油彩、キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
舟越保武 《ダミアンの手》 1977年 ブロンズ  東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:若林亮二
舟越保武 《ダミアンの手》 1977年 ブロンズ  東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:若林亮二
川口起美雄 《柔らかな隕石》 1993年 テンペラ、油彩、板 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
川口起美雄 《柔らかな隕石》 1993年 テンペラ、油彩、板 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
荒木高子 《聖書》 1982年頃 陶 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
荒木高子 《聖書》 1982年頃 陶 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:斉藤新
富田菜摘 《幸之助》 2017年 金属廃材、ミクストメディア 多摩美術大学美術館 撮影:若林亮二
富田菜摘 《幸之助》 2017年 金属廃材、ミクストメディア 多摩美術大学美術館 撮影:若林亮二
堀込幸枝 《At room》 2017年 油彩、キャンバス 多摩美術大学美術館蔵 撮影:若林亮二
堀込幸枝 《At room》 2017年 油彩、キャンバス 多摩美術大学美術館蔵 撮影:若林亮二
天野純治 《Field of water/風の領域 #017025》 2001年 シルクスクリーン、ステンシル  多摩美術大学美術館蔵 撮影:若林亮二
天野純治 《Field of water/風の領域 #017025》 2001年 シルクスクリーン、ステンシル  多摩美術大学美術館蔵 撮影:若林亮二
東京農業大学在学時代の寺田小太郎による庭園見取り図 1946年 個人蔵 撮影:若林亮二
東京農業大学在学時代の寺田小太郎による庭園見取り図 1946年 個人蔵 撮影:若林亮二

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