上水記展 「~完成二三〇年~『上水記』誕生」 水道歴史展「明治時代の神田・玉川上水」東京都水道歴史館

上水記展 「~完成二三〇年~『上水記』誕生」 水道歴史展「明治時代の神田・玉川上水」東京都水道歴史館

名称:上水記展 「~完成二三〇年~『上水記』誕生」 水道歴史展「明治時代の神田・玉川上水」東京都水道歴史館
会期:2021年10月30日(土)〜11月7日(日)
開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30)
料金:無料
休館日:なし
住所:〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町1-1
TEL:03-3379-5875
URL:東京都水道歴史館

本年度は「完成二三〇年『上水記』誕生」をテーマに、1791年の『上水記』の完成から230年を迎えるのを記念して、その制作のきっかけや執筆開始から完成に至る経緯を江戸上水のあゆみと合わせて紹介します。恒例の『上水記』の原本展示の縦135.5cm、横514cmに及ぶ第2巻「玉川上水元絵図并諸枠図」には羽村取水堰が精緻かつ鮮やかに描かれており、見応えがあります。
同時開催の「水道歴史展」では、1901年の神田・玉川上水廃止から120年経った今年、明治時代にも引き続き東京市民の生活を支えた神田上水・玉川上水について、その興味深い歴史を振り返ります。
是非この機会に江戸時代から続く東京水道400年の歴史をご覧ください。

『上水記』第7巻 神田上水関口大洗堰 付近の絵図
『上水記』第7巻 神田上水関口大洗堰 付近の絵図

上水記展 ~完成二三〇年~『上水記』誕生
本年の上水記展では『上水記』の完成(1791年)からちょうど230年を迎えるのを記念し、神田・玉川上水を中心とした江戸上水のあゆみを紹介しつつ、『上水記』がどのようなきっかけで執筆され、どのような経緯で完成したのかを振り返ります。恒例の『上水記』一般公開では、今年も実物を展示。なかでも第2巻の「玉川上水水元絵図并諸枠図」は、多摩川に造られた羽村取水堰を縦135.5cm×横514cmの大紙面に精緻かつ鮮やかに描いたもので、一見の価値がございます。ぜひこの機会にご覧ください。

『上水記』第8巻 玉川庄右衛門・清右衛門書付
『上水記』第8巻 玉川庄右衛門・清右衛門書付

水道歴史展 明治時代の神田・玉川上水
江戸・東京の人々の生活を支え続けた神田上水・玉川上水が廃止されたのは明治34年(1901)、今からちょうど120年前のことです。明治の世の中となり、江戸から東京へ、多くのインフラの近代化が進む中で、水道施設の更新は費用面などの問題から大きく遅れ、江戸時代以来の上水は長く現役として使用されていました。明治初年には一時的に玉川上水に通船が許されるなど、そこには多くの興味深い歴史があります。本展示では、こうした明治時代の神田・玉川上水についてご紹介します。

明治前期の樋線図 大手前ヨリ常盤橋御門迄絵図
明治前期の樋線図 大手前ヨリ常盤橋御門迄絵図
明治時代の鉄管
明治時代の鉄管

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る