「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」伝国の杜 米沢市上杉博物館

「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」伝国の杜 米沢市上杉博物館

名称:「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」伝国の杜 米沢市上杉博物館
開催期間:2021年10月16日(土)~12月8日(水)
休館日:10/27(水)、11/24(水)、12/6(月)
主催:米沢市上杉博物館
特別協力:東京国立博物館
協力;服飾文化共同研究拠点 文化ファッション研究機構 文化学園大学
   野上記念法制大学能楽研究所 共同利用・共同研究拠点「能楽の国際・
   学際的研究拠点」
助成:公益財団法人カメイ社会教育振興財団(仙台市)
住所:〒992-0052山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
URL:伝国の杜 米沢市上杉博物館

「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」伝国の杜 米沢市上杉博物館
「上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー 」伝国の杜 米沢市上杉博物館

 江戸時代、米沢藩主上杉家においては、幕府の式楽となった能楽に取り組み、二代定勝、三代綱勝、四代綱憲、八代重定の愛好ぶりが目立ちます。一時は蔵二棟に保管するほどのコレクションであった上杉家の能面や能装束などの能道具は、明治時代に入り、散逸してしまいます。かつてのコレクションを偲ばせる昭和4年撮影の古写真の存在は以前から知られていましたが、非常に精密な「写し」が大量に作られることが常であった能面だけを主体とする見方では、写真と実物を照合し上杉家伝来品であると同定することは困難でした。しかし、この古写真に能面とともに写っている『面袋』には、その材料となる染織の特徴や大名家コレクションの比較などから、面の旧蔵者をたどる上で非常に重要な情報が蓄えられていることが近年指摘されています。上杉家伝来『面袋』には一定の特色がみられることから『能面』と『面袋』の相関関係が明らかになってきました。  本展ではこれらの情報から上杉家伝来であることが新たに確認された能面と、明治期から昭和二十二年にかけて東京国立博物館に収蔵された上杉家伝来能面、能装束を里帰り展示し、上杉家能楽資料の現在と上杉家における能楽の歴史や能道具管理などについて紹介します。

展示構成
Ⅰ 語りはじめた面袋
Ⅱ 上杉家と能楽
Ⅲ 上杉家の能面
Ⅳ 上杉家の能装束

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る