名称:特別展「生誕150周年 板谷波山展」泉屋博古館東京
会期:2022年11月3日(木・祝)~ 12月18日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
*金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会場:泉屋博古館東京(東京・六本木)
入館料:一般1,200円 高大生800円 中学生以下無料
20名以上は団体割引料金(一般1,000円、高大生700円)
障がい者手帳ご呈示の方は無料
巡回情報:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
2022年9月3日(土)~10月23日(日)
主催:公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
特別協力:筑西市、公益財団法人波山先生記念会、廣澤美術館
企画協力:株式会社キュレイターズ
展覧会グッズ:展覧会公式グッズはアートボックスHP
住所:東京都港区六本木1-5-1
TEL:03-5400-6900
URL:泉屋博古館東京
近代陶芸の巨匠 板谷波山(本名・板谷嘉七)は、令和4年(2022)3月3日、生誕150年を迎えました。
明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山(-1963)は、明治22年東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学、岡倉天心や高村光雲に師事しました。明治36年には東京・田端の地に移り、陶芸家「波山」として数々の名作を生みだします。昭和9年(1934)帝室技芸員に任命され、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章しました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手がけました。代表作の一つ、重要文化財 《葆光彩磁珍果文花瓶(ほこうさいじちんかもんかびん)》は、大正6年(1917)波山芸術を愛した住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されています。
この記念すべき年に、選りすぐりの名作と共に、波山が愛した故郷への思いや人となりを示す貴重な資料、試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」波山の様々な姿を紹介いたします。波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、彼の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。
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