特別展「木島櫻谷― 山水夢中―」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

特別展「木島櫻谷― 山水夢中―」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

名称:特別展「木島櫻谷 ― 旅・風景・山水」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
会期:2022年11月3日(木・祝)~ 12月18日(日)
開催場所:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1000円 高大生800円 中学生以下無料
住所:〒606-8431京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
TEL:075-771-6411
URL:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

「木島櫻谷 ― 旅・風景・山水」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
《峡中の秋》 昭和8年(1933)櫻谷文庫蔵

近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家木島櫻谷(1877-1938)。動物画で知られる彼ですが、生涯山水画をも描き続けたことも見逃せません。日々でかけた京都近郊から毎年の旅行まで、青年時代に日本各地の風景を写生した成果は、西洋画の空間感覚をも取り入れた近代的で雄大な山水画を切り拓くこととなりました。一方、幼い頃より漢詩に親しみ、また中国や日本の古画を愛した彼は、次第に中華文人の理想世界を日本の風景に移し替えたような、親しみやすい新感覚の山水表現に至ります。
本展では風景スケッチやコレクションした絵画もあわせて紹介、生涯の多彩な山水画を一望しながら、根底にあり続けた心の風景を探ります。
(会期中、大幅な展示替えがあります)

幽渓秋色 大正時代 泉屋博古館東京蔵
幽渓秋色 大正時代 泉屋博古館東京蔵
《万壑烟霧》 明治43年(1910) 株式会社千總蔵
《万壑烟霧》 明治43年(1910) 株式会社千總蔵
写生帖より《古関》 明治41年(1908) 櫻谷文庫蔵
写生帖より《古関》 明治41年(1908) 櫻谷文庫蔵
写生帖より《加茂川上流》 明治36年(1903)櫻谷文庫蔵
写生帖より《加茂川上流》 明治36年(1903)櫻谷文庫蔵
写生帖より《若狭 和田浜》 明治38年(1905)櫻谷文庫蔵
写生帖より《若狭 和田浜》 明治38年(1905)櫻谷文庫蔵
《帰農図》 明治時代 泉屋博古館東京蔵
《帰農図》 明治時代 泉屋博古館東京蔵
《寒月》 大正元年(1912) 京都市京セラ美術館蔵
《寒月》 大正元年(1912) 京都市京セラ美術館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る