名称:「棟方志功と文学者たち -画賛板画の世界-」 日本橋三越本店
会期:2022年1月12日(水) ~ 2022年1月17日(月) 最終日午後5時終了
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店
このたび日本橋三越本店では、「棟方志功と文学者たち-画賛板画の世界-」展を開催いたします。
棟方志功は21歳で上京する以前、青森の地で同好の士と共に、文学と演劇のサークル「貉の巣の会」で
研鑽を積みました。その甲斐あって上京後は、有名無名の文人たちとの交流が生まれ、
著書の挿絵や装丁を担当するほか、多くの作品を生み出します。
今回の特集では、棟方と文学者たちの交流の証しである、
俳句や短歌とコラボレーションした画賛板画に焦点を当て展覧します。
【画 歴】
1903 9 月5 日、青森市に鍛冶屋「富士幸」の三男として生まれる。
1921 雑誌「白樺」掲載のゴッホの「ひまわり」を見て画家になる決心をする。
1936 第11 回国画会展に「大和し美し」を出品、濱田庄司の目にとまり、
柳宗悦・ 河井寛次郎らと出会う。作品は新設の日本民藝館買上げとなる。
1941 前年発表の「釈迦十大弟子」で第5 回佐分賞を版画家として初めて受賞。
1945 一家で福光町に疎開、終戦をはさみ26 年まで過ごす。
1955 第3 回ブラジル・サンパウロビエンナーレにおいて「釈迦十大弟子」他で
日本人初の版画部門最高賞を受賞。
1956 第28 回ヴェネツィアビエンナーレ版画部門「宇宙頌」他で国際版画大賞。
1970 版画家として初の文化勲章を受章し、文化功労者として顕彰される。
1975 9 月13 日、肝臓癌のため逝去。享年72。従三位に叙せられ、銀杯を賜る。
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