常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」川崎市岡本太郎美術館

《夜》1947年-油彩・キャンバス

名称:常設展「岡本太郎と夜―透明な渾沌」川崎市岡本太郎美術館
開催期間:2022年1月20日(木)~2022年5月8日(日)
開館時間:9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(3月21日、5月2日を除く)、2月24日(木)、3月22日(火)
観覧料:●1月20日(木)~2月18日(金) ※常設展のみ開催
   一般500(400)円、高・大学生・65 歳以上300(240)円
   ●2月19日(土)~5月8日(日) ※企画展とのセット料金
   一般700(560)円、高・大学生・65 歳以上500(400)円
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※中学生以下は無料
住所:〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
TEL:044-900-9898
URL:川崎市岡本太郎美術館

《星・花・人》1971年
《星・花・人》1971年

夜―透明な渾沌」、この言葉は岡本の著書、『わが世界美術史 美の呪力』の章タイトルです。
 「岡本太郎と夜」、この組み合わせは一見意外に思えるかもしれません。《太陽の塔》や、原色を多用した
鮮烈な色彩―こうしたイメージからか、ときに「太陽の人」と呼ばれた岡本ですが、岡本と夜の関係は思いのほか、深いものなのです。
 「太陽の輝くとき、だが絢爛なる陽をあおいで、ふり向くと、広大な夜がひろがる。」と言うように、岡本が太陽を見つめるとき、その眼差しは夜にもまた向けられていたのでした。
 代表作のひとつでもある《夜》をはじめとし、1948年に結成した芸術団体「夜の会」も、岡本を語るうえで欠かせないでしょう。さらに岡本の描いたさまざまな「夜」を、著作における言葉を引用しながら展示します。
本展では、「夜」というキーワードによって岡本作品を読み解くことで、その新たな一面をご紹介します。
そして、岡本が「透明な渾沌」と称した夜の世界観を体感していただければ幸いです。

《夜の会合》1973年
《夜の会合》1973年
《黒い太陽》1949年
《黒い太陽》1949年
《太陽》1985年
《太陽》1985年

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