名称:開館20周年記念コレクション展「戦国の交渉 国宝「上杉家文書」の世界Ⅵ」伝国の杜 米沢市上杉博物館
会期:2022年2月11日(土)~3月13日(日)
料金:一般210(160)円 高大生110(80)円 小中生50(40)円 ※( )内は20名以上の団体料金。
休館日 毎週月曜日
主催:米沢市上杉博物館
住所:〒992-0052山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
URL:伝国の杜 米沢市上杉博物館
近隣大名と抗争を繰り広げていた戦国大名は、共通の敵を持つ大名や中立的な立場の大名、時には敵対する大名とも交渉し、友好的関係や同盟関係を結び、維持することに努め、自らの立場を守ろうとしました。このような交渉は、大名同士が対面して行われることは稀でした。使者が派遣される場合、大名の意志を口頭で説明し、より詳しい、具体的なやりとりがなされたと思われます。しかし、その場合でも大名やその側近の文書が相手に渡され、交渉を進める手立てとなりました。また、常に使者の派遣が可能とは限りませんでした。飛脚のように、内容の伝達にはかかわらず、文書を届けるだけの場合もありました。大名同士の意思疎通に文書が果たした役割は、実に大きかったのです。国宝「上杉家文書」には、長尾氏・上杉氏と諸大名との外交交渉を示す書状が数多く残されており、その特徴の一つに挙げることができます。本展では、これらから戦国大名の外交交渉をめぐるさまざまな様相を紹介していきます。
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