名称:浜中悠樹「人工都市の美意識 / Aesthetic Sense of The City」【KG+】黒のギャラリー京烏
会期:2022年04月22日(金) 〜 2022年04月30日(土)
会場:黒のギャラリー京烏
時間:【平日】18:00~20:00
【土日祝】13:00~18:00
休館日:会期中無休
料金:無料
住所:京都府 京都市下京区松原通堺町西入る杉屋町275-1 河長奥
TEL:075-351-6089
URL:黒のギャラリー京烏
写真家・浜中悠樹の個展。日本の様々な都市内に植樹されている「剪定された樹木」を被写体とした写真作品シリーズを展示します。
日本の各都市で剪定を通した共存共栄の関係にある樹木を被写体としています。
日本では、植樹された樹木の剪定は、自然との共存共栄の手段として定着しています。
植えられる樹木の種類や職人による剪定の際のデザインは、周囲の環境や古来からの信仰から培われた文化に影響を受けて都市ごとに特徴があらわれます。
私は、そのような剪定された樹木から日本人の美意識の抽出を目指しました。
今回の作品は、日本の歴史において人々の文化が色濃く残る京都市、東京都、鎌倉市、堺市、橿原市で撮影を行っています。
人の手の入った自然は、不純であるといった考えもあります。
人によって美意識の定義は、変わります。
本作を通して自身の中の美しさに対する定義を感じていただけたら嬉しいです。(浜中)
※この展覧会は KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2022 サテライトイベント「KG+」の参加展覧会です。
浜中悠樹
1978年 京都府生まれ。2009年 写真表現大学本科受講、2011年 写真表現大学研究ゼミ受講。2012年 第35回キヤノン「写真新世紀」優秀賞(HIROMIX選)受賞。
代表作として、2010年より現在に至るまで樹々を被写体とした写真作品を創作。樹々が表現する幾何学的な形容の中に見られる「力強さ」「可憐さ」「儚さ」、季節を通して廻る命の「美しさ」の中に潜む侘び寂びの精神に通じる光景において、余白の美学を意識した構図での切り取りが主題。作品を構成する表現手法の特長としては、曇天で背景を白色に統一やレンズを筆と見立て開放値で濃淡を表現といったことが挙げられる。
https://yuki-hamanaka.com/
主な個展
2012 「植物視点」ポートギャラリーT(大阪)
2014 「樹々万葉(きぎのよろずは)」gallery Main(京都)
2015 「樹々万葉(きぎのよろずは)」新風館(京都)
2017 「樹々万葉(きぎのよろずは)」THE DECK(大阪)
2018 「UTSUROI」伊勢和紙ギャラリー(三重)
2019 「UTSUROI」gallery Main(京都)
主な企画展
2012 「写真新世紀」東京展 東京都写真美術館(東京)
2013 「写真新世紀」大阪展 アートコートギャラリー(大阪)
「写真新世紀」仙台展 せんだいメディアテーク(宮城)
2015 「fotofever artfair 2015」近代ルーブル美術館カルーセル・デュ・ルーブル(フランス・パリ)
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