根付のカタチ「魅惑的な動き」展-京都清宗根付館

根付のカタチ「魅惑的な動き」展

名称:根付のカタチ「魅惑的な動き」展-京都清宗根付館
会期:2021/04/01 (木) ~ 2021/04/30 (金)
会場:京都清宗根付館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金:一般:1,000円
   小中高校生:500円
住所:〒604-8811 京都市中京区壬生賀陽御所町46番1号(壬生寺東側)
TEL: 075-802-7000
URL:京都清宗根付館
 根付の魅力とは何でしょうか?これまで多くの方が根付の新奇な題材や洒落た意匠、個性の発露などに注目をしてきました。2021年4~6月は「根付のカタチ」そのものに焦点を当て、その魅力を探る企画展を開催します。
 そもそも根付らしいカタチとは何か?そこには根付の発祥から400年の間の創意工夫によってもたらされた技術の結晶があり、また私たちの美を呼び起こす普遍的な原理が隠されています。
 根付は実用するものとして発展した背景から、突起や角の無い手に馴染む形状が一般的とされていますが、職人たちはただ単に丸めるのではなく造形上の装飾的効果をもたらすために視覚的な挑戦を繰り返してきました。
結果として、六方どの面から見ても正面になるという独自の表現を生み出します。それは実用の制約がもたらした造形の革新であり、世界に類を見ない彫刻文化となりました。現在だからこそわかるのは、全ての工芸の最終目標は根付であったと言えます。
 今回の展覧会では、そうした「根付らしさ」を現代の根付作家たちの協力を得ながら、それぞれの作品で検証するとともに、構成学の視点から造形の本質を浮き彫りにしていきます。ぜひご高覧ください。

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