名称:「幕末京都動乱~安政の大獄から鳥羽伏見の戦いまで~」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
会期:2022年5月18日(水)~9月11日(日)
休館日:月曜日 但し7月18日(月・祝)は開館、7月19日(火)は休館となります。
時間:10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)
入館料:大人900円、高校生・大学生500円、小中学生300円
団体料金(20人以上)は各100円引き
友の会会員は無料(会員証提示)
住所:〒605-0861京都市東山区清閑寺霊山町1
TEL:075-531-3773
URL:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
今回の展覧会では、幕末の京都を舞台に起こった様々な歴史的事件や戦いをテーマに、動乱の幕末史を紐解きます。
京都は古代から中世にわたって1200年もの間、日本の政治面でも文化・経済面においても「首都」となってきました。しかし江戸時代になると政治の中心地は将軍のいる江戸に移り、経済の中心地は“天下の台所”と呼ばれる大坂に移りました。
しかし幕末になると、京都は再び日本の行く末を左右する政治の中心地になりました。諸大名や脱藩浪士たちが京都に集まり、朝廷を動かして幕府に政治改革を迫ろうとしたからです。
京都には禁裏御所があり、その周りを公家屋敷が取り囲むようになっていました。公家たちの中にも諸大名らと協力して政治活動をした者もいました。その中で朝廷と幕府を結び付けて政治再編を図る公武合体構想が生まれ、時の孝明天皇の妹・和宮が将軍・徳川家茂に嫁ぐ「和宮降嫁」が実現します。
その後「八月十八日の政変」が起こり、長州藩を中心とする尊王攘夷派が京都を追い出され、その影響で彼らに協力していた公家たちも京都を離れ長州へ逃れました(「七卿落ち」)。
その後長州藩は倒幕運動へと傾いていき、後に会津・桑名藩などと幕府内で対立するようになった薩摩藩と結託する「薩長同盟」へと繋がっていきます。
今回の展覧会では、他にも「安政の大獄」「天誅事件」「佐久間象山暗殺」「ええじゃないか」「坂本龍馬殺害事件」「油小路の変」「鳥羽伏見の戦い」など、京都における幕末の出来事をキーワードに、多彩な資料を紹介します。この機会にご高覧ください。
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