「愛着再考」神戸アートビレッジセンター

「愛着再考」神戸アートビレッジセンター

名称:「愛着再考」神戸アートビレッジセンター
会期:2022年6月18日(土)~2022年7月10日(日)
開館時間:12:00〜19:00
休館日:火曜 火曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
入場料:無料
会場:神戸アートビレッジセンター
住所:〒671-2201兵庫県姫路市書写1223
TEL:079-267-0301
URL:神戸アートビレッジセンター

神戸アートビレッジセンター(KAVC)では、1996年の開館以来、若手芸術家の育成支援を目的とした展覧会を開催しています。今年度は、大学卒業および大学院修了後3年以内の作家から選出した、倉知朋之介、西川涼香+山口芽生、村上美樹による展覧会「愛着再考(あいちゃくさいこう)」を開催します。
倉知は、日常生活のなかにある「可笑しさ」を帯びた存在や状況に焦点を当て、映像作品を中心に制作しています。対象と友のように寄り添いながら取材と分析を重ね、自らの身体を器として用いたパフォーマンスやビデオインスタレーションで作品を構成しています。
彫刻専攻出身の西川と山口は、完成された彫刻作品ではなく、その制作過程への関心から作品を展開するアートコンビです。本展では、彫刻の原型である彫塑(ちょうそ)を作る際に必要な「うつしとる」行為に着目し、新たな展開を模索します。
村上は、「記憶」をテーマに、忘れ去られてしまう個人的な経験や、物を廃棄することへの抵抗から生じる愛着という感情を重要な要素として作品を制作しています。鑑賞体験を通して記憶の場となるようなインスタレーション作品や立体造形を発表しています。
展覧会タイトルとなった「愛着再考」とは、特定の事柄に対して親しみや愛着を抱きながらも、達観した視点で対象を多角的に見つめなおす3組の制作態度を表しています。展示空間で繰り広げられる三者三様の表現をぜひお楽しみください。
アーティスト
倉知朋之介、西川涼香 + 山口芽生、村上美樹

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