Matthew Palladino 「High Desert Bloom」3110NZ by LDH Kitchen

Matthew Palladino 「High Desert Bloom」3110NZ by LDH Kitchen

名称:Matthew Palladino 「High Desert Bloom」3110NZ by LDH Kitchen
会期:2022年6月28日(火)~2022年7月30日(土)
開館時間:火曜日・水曜日・木曜日は11:00〜16:00、
     金曜日・土曜日は11:00〜17:00
休館日:月曜、日曜、祝日
入場料:無料
会場:3110NZ by LDH Kitchen
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-18-7 カスタリア中目黒
TEL:03-5422-3351
URL:3110NZ by LDH Kitchen 

この度NANZUKAは、NANZUKA 2Gと3110NZ by LDH kitchenの2会場にて、アメリカ人アーティスト、Matthew Palladino(マシュー・パラディーノ)の新作個展を開催致します。本展は、パラディーノにとって日本で初めての展覧会となります。
パラディーノは、サンフランシスコ生まれ、California College of Artsを卒業し、現在はボリビアで制作活動をしております。これまで、個展「Ouroboros」(Parnassos Literary Society, Dio Horia Gallery, 2018)や、Group Show, 「Punch」(Jeffrey Deitch Gallery, Los Angels, 2019)、「Paper/Plastic」(AishoNanzuka, 2017)など多数の展覧会を行っております。
また、その作品は、The Whitney Museum of American Art(NY)にも収蔵されています。
パラディーノの作品は、次元を通過する試みとして解釈ができます。若い頃に漫画やゲームのグラフィック的なイメージの影響を受けたパラディーノの作品は、グリッド状に整理された配置、グラフィカルなグラデーション表現、ビビッドな色彩、強制的な視点の平面化といった構造を意図的に採用します。果物、植物、置物、動物、キャラ、人影などが整理されて配置された幻想的な水彩絵画は、その緻密さゆえにデジタルの精度を私たちに連想させます。一方で、3DCGと3Dプリントの技術を用いた半立体作品は、アナログとデジタルの境界を横断します。
今回の展覧会ではNANZUKA 2Gにおいて、3Dプリンターで制作された反立体作品のシリーズを発表します。量産された造形であることを強く印象付ける本作品は、ロボット型のネコを題材にしながら、シンプルな繰り返しの思考とクリエイティブな思考との遊びを表現しているかのようです。また、3110NZ by LDH kitchenにおける展示では、南米ボリビアでの生活を通して、パラディーノが新たな題材として好んで執着をしているサボテンを描いた水彩画のシリーズを発表します。

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