名称:太宰府天満宮アートプログラム vol.11 田島美加 「Appear」太宰府天満宮宝物殿
会期:2022年5月15日(日)~10月10日(月祝)
休館日:月曜日 7/18・7/25・9/19・10/10を除く
開館時間:9時~16時30分(入館は16時まで)
会場:太宰府天満宮宝物殿および境内
観覧料:一般500(400)円・高大生200(100)円・小中生100(50)円
※( )内は30名以上の団体料金、障害者手帳提示により付添者1名まで半額料金
主催:太宰府天満宮
協力:TARO NASU
展示監修:スーパーファクトリー
住所:〒818-0117福岡県太宰府市宰府4-7-1
TEL:092-922-8225
URL:太宰府天満宮宝物殿
“Appear”とは、目に見えるようになること、知覚されること、または、ある証拠によって明らかにされること。
太宰府天満宮では、平成18年(2006)から展開する太宰府天満宮アートプログラムの第11回目として、ニューヨーク在住のアーティスト、田島美加(ミカ・タジマ)の個展を開催します。
日本人の両親のもと、アメリカで生まれ育った田島は、グローバルな視座から、これまで、西洋と東洋の交錯、物質・エネルギー・人間の精神の遷移、変換などをテーマにしてきました。
令和元年(2019)に太宰府を訪れた彼女は神社と神道、そして、1100余年の間、循環しながら歴史を繋いできた当宮への考察を通して、10点の新作を制作しました。
今回、境内に常設される立体作品《Echo》には蓄光性の顔料が使われ、太陽光と《Narcissus(Dazaifu)》と名付けられたブラックライトによってチャージされたエネルギーが循環するしくみにより、光に包まれた瞑想の彫刻が出現します。また、宝物殿には、御本殿での祝詞を収録した音源をプログラミングによってパターン化し、ジャガード織機で織る「Negative Entropy」を始めとする作品が並びます。
境内を歩き、話し、長い時間の思索を経て田島が辿り着いた、自然と人の精神のエネルギーの可視化を試みる作品の数々との対峙をお楽しみください。
田島美加
Mika Tajima
1975年ロサンゼルス生まれ
現在はニューヨークにて制作活動中
彫刻、建築、音楽、パフォーマンスなど多様な要素を組み合わせた作品で知られる。
日本では2013年に森美術館(東京)の「六本木クロッシング2013:アウト・オブ・ダウト」展に参加、モダニズム建築の巨匠コルビュジエの作品を自身の作品と組み合わせたインスタレーション等で高い評価を得る。2022年5月21日から6月18日までTARO NASUで個展「Spectral」を開催。
その他の主な展覧会に、2022年「Hawai’i Triennial 2022」(ホノルル美術館、ハワイ)、2019年「岡山芸術交流2019:もし蛇が」(岡山)、2018年「Programmed: Rules, Codes, and Choreographies in Art, 1965–2018」(ホイットニー美術館、ニューヨーク)、「ÆTHER」(ボルサンコンテンポラリー、イスタンブール)、2017年「Touchless」(TARO NASU、東京)、2016年「Meridian (Gold)」(スカルプチャーセンター、ニューヨーク)、2015年「Human Synth」(TARO NASU、東京)、2012年「Pyramids and Pineapples」(アスペン美術館、アスペン)、「After the Martini Shot」(シアトル美術館、シアトル) 、2010年「The Double」(バス美術館、マイアミ)、2009年「Today is Not a Dress Rehearsal」 with Charles Atlas and New Humans(サンフランシスコ近代美術館、サンフランシスコ)など。
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