名称:開館25周年記念「大観とその時代 光ミュージアム名品展」小杉放菴記念日光美術館
会期:2022年7月9日[土]~ 9月11日[日]
会場:小杉放菴記念日光美術館 展示室
休館日:毎週月曜日(7月18日は開館し、7月19日を休館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
主催:公益財団法人 小杉放菴記念日光美術館/日光市/日光市教育委員会
協力:特別協力=一般財団法人光ミュージアム
企画協力:株式会社アートワン
料金:一般730(650)円、大学生510(460)円、高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、日光市公共施設使用料免除カードの交付を受けた方とその付き添いの方1名は無料
※第3日曜日「家庭の日」(7月17日, 8月21日)は、大学生は無料
※7月24日「親子の日」は高校生以下のお子様お一人につき保護者様2名まで、全員入館無料
※日光市民は一般300円、大学生200円、高校生以下無料
住所:〒321-1431栃木県日光市山内2388-3
TEL:0288-50-1200
URL:小杉放菴記念日光美術館
本展は、1999年に岐阜県高山市に開館した光ミュージアムのコレクションより、近代の日本画の名品の数々をご紹介する、関東では初の展覧会となります。
近代以降の日本画を牽引した日本美術院は、明治という時代の変革期に、岡倉天心の理念のもと新しい日本画の創造を目指して活動しました。初期の構成員には、橋本雅邦、横山大観、下村観山、菱田春草らが名を連ね、西洋画の技法も取り入れながら新しい時代にふさわしい日本画を創っていきました。その後、天心を失った美術院の再興に寄与した小杉未醒(のちの放菴)は「片ぼかし」の手法を日本画に取り入れ、小林古径、前田青邨らに影響を与えます。一方、日本美術院の院展と相反する展覧会として存在したのが、文部省美術展覧会(文展)でした。後の帝国美術院展覧会(帝展)時代も含め、官展と称されたこれらの展覧会でもまた、川合玉堂、鏑木清方、上村松園など、風景画や美人画を代表する多くの画家が活躍していきました。
光ミュージアムは、「光」をテーマにインカやエジプト文明、日本の縄文土器、江戸時代の浮世絵や刀剣、そして近現代の日本画や洋画など多種多様な資料を収蔵する総合博物館として地域社会に貢献しています。本展では、その膨大なコレクションの中から、とくに当館の館名を飾っている小杉放菴と、放菴と深い交流のあった横山大観にスポットをあて、彼らが生きた時代の院展や官展で活躍した画家たちの作品をご紹介するものです。
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