「柏原由佳 1:1」ポーラ ミュージアム アネックス

「柏原由佳 1:1」ポーラ ミュージアム アネックス

名称:「柏原由佳 1:1」ポーラ ミュージアム アネックス
会期:2021年2月11日(木・祝)- 3月14日(日)※会期中無休
開館時間:11:00 – 18:40
入 場:入場無料 / web による事前予約制(入場枠に空きがある場合のみ当日入場可能)
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3 階)
アクセス:東京メトロ 銀座一丁目駅 7 番出口すぐ / 東京メトロ 銀座駅 A9 番出口から徒歩 6 分
主 催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
協 力:小山登美夫ギャラリー
住所:〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
TEL:03-5777-8600
URL:ポーラ ミュージアム アネックス
 西洋の伝統的な古典絵画技法に基づき、半油性下地を独自の配合で混ぜ合わせてキャンバスに塗りこむ作業からはじまります。そこでできあがったオリジナルのキャンバスの上に、油絵の具を日本画のように薄く溶き、同時にテンペラ絵具も用いながら描いて独特な深い色彩を表します。また、柏原の作品には、現実の景色と内なる想像の空間がゆるやかに編み込まれて存在します。その背景には、日本を離れ渡独して制作を続ける彼女の、内と外の「距離」への興味が介在しているといえます。ドイツと日本の物理的な距離、それぞれの文化間での精神的な距離、そして日本人としての自分とドイツにいる自分との距離。それは彼女が作品で繰り返し取り上げる洞窟、穴、山、湖といったモチーフを、内省的な思索をシンボリックにあらわすものへと昇華し、大地にひそむ根源的な自然のエネルギーをも喚起させています。

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