名称: 工藤麻紀子 「影の色なに色」小山登美夫ギャラリー天王洲
会期:2022年7月16日(土)~2022年8月6日(土)
開館時間:11:00 〜 18:00
休館日:日曜日、月曜日、祝日
入場料:無料
会場:小山登美夫ギャラリー天王洲
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex Ⅰ 4F
TEL:03-6459-4030
URL:小山登美夫ギャラリー天王洲
この度小山登美夫ギャラリー天王洲では、7月16日より工藤麻紀子の個展「影の色なに色」を開催します。
本展では、工藤の国内美術館初の個展「市制90周年記念 工藤麻紀子展 花が咲いて存在に気が付くみたいな」平塚市美術館、神奈川(2022年7月9日 [土] – 9月11日 [日])の開催に合わせ、新作を展示します。
また、工藤のここ10年の制作活動をまとめた新しい作品集「空気に生まれかわる」が、美術出版社より7月8日[金]に刊行されます。工藤ならではの色彩と構図が観る者の心を掴む、そんな作品が詰まった一冊となっています。
さらに数々の現代アーティストのエディション作品を手がけているオランダの「AVANT ARTE」より、ペインティング「菜の花ラーメン Nanohana Ramen」の作品画像による版画作品も制作されます。
作家プロフィール
工藤麻紀子
1978年青森県生まれ。2002年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業。現在は神奈川を拠点に活動を行っています。
季節や時間による光の変化から、いつもの散歩道が「急に光って見える」瞬間や、ふと頭に思い浮かぶ行ったことがある場所、川や水辺、草花の匂い、風、虫の羽音、動物、思春期の少年少女、夜にみた夢など。
日常の生活の中で見逃しがちななにげない事柄を独特な感受性で受け止め、光と風景と人物と感情、実際にみた光景などが合わさった現実と心象風景の再構築としての鮮やかな夢のような世界観を描きます。
体が弱く孤独だった幼少期に置かれた自然環境や動物、小説や漫画、アニメ(特に宮崎駿)、そして後期印象派に影響を受けたマティス、ボナール、ムンクなどに感銘を受けており、自身の作品は「結局は光を描いているのかもしれない」と言います。
主な個展に、2016年小山登美夫ギャラリー、2015年、2012年のロンドンの Wilkinson Gallery、2011年ロサンゼルスのMarc Foxx Gallery、2010年コペンハーゲンのAndersen’s Contemporaryでの開催があり、
主なグループ展として、「絵画の在りか」(東京オペラシティアートギャラリー、2014年)、「The New International 2014」(Garage Museum of Contemporary Art、モスクワ、2014年)「十和田市現代美術館 開館5周年記念展 vol.1 flowers」(十和田市現代美術館、青森、2013年)、「Body Language」(サーチギャラリー、ロンドン、2013年)、「Pathos and Small Narratives」(Gana Art Center、ソウル、2011年)、「Pretty Baby」(フォートワース近代美術館、テキサス、2007年)、「MATRIX 213: Some Forgotten Place」(バークレー美術館 パシフィックフィルムアーカイブ、カ リ フ ォ ル ニ ア、2004年) などがあります。
作品は、アルスター国立博物館(アイルランド)、フォートワース近代美術館、フッド美術館(アメリカ)、ロサンゼルス現代美術館、UCバークレー美術館 パシフィックフィルムアーカイブなどに収蔵されており、装画として山崎ナオコーラの小説『反人生』(2015年、集英社)にも使用されました。作品集に『まわってる』(小山登美夫ギャラリー、2012年)があります。
1978年 青森県生まれ
2002年 女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
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