「未来へつなぐ 令和 原爆の絵(第2期)」長崎原爆資料館

「未来へつなぐ 令和 原爆の絵(第2期)」長崎原爆資料館

名称:「未来へつなぐ 令和 原爆の絵(第2期)」長崎原爆資料館
会期:2022年6月1日(水)から2023年2月28日(火)まで
開館時間:<6月~8月>午前8時30分~午後6時30分
    (※8月7日~9日は、午前8時30分~午後8時)
     <9月~翌3月>午前8時30分~午後5時30分
開催会場:長崎原爆資料館地下2階企画展示室
入場料:無料・申込不要(常設展示室は有料)
主催:NHK長崎放送局、長崎市
住所:〒852-8117長崎県長崎市平野町7-8
TEL:095-844-1231
URL:長崎原爆資料館

NHK長崎放送局と長崎市では、「未来へつなぐ 令和 原爆の絵」展(第2期)を開催します。
NHK長崎放送局と長崎市は、2021年4月1日から12月28日まで、被爆の記憶を後世に伝えていくため、「未来へつなぐ 令和 原爆の絵」と題して、長崎で被爆された方、もしくは被爆の状況を目撃された方ご本人による体験・目撃に基づく絵を集めました。本展では、2021年7月1日から12月28日までにご応募いただいた88点の作品を展示します。
一筆一筆に込められた、あの日の記憶を後世に伝えたいという「思い」をお届けします。
■長崎市茂里町 当時19歳 
「死体がたくさんあり、絵にする事ができません。涙が出て書く事ができません。何度か休みながら書きました。原爆が投下され、何日か入ることができなかった。通る事ができる様になり見たけしき。」
■大村市 当時15歳
「8月10日長崎市で被爆した人たちが、担架がわりに雨戸に乗せられ大村の西川病院に次々と運ばれてきました。爆風で衣服はちぎれ、あちらこちら垂れ下がっていました。鼻・耳もちぎれ垂れ下がっていました。全身にはガラスの破片が突き刺さっていました。まるでこの世の人とは思えぬ姿でした。私は介護の知識は全くありませんでしたが、先ず全身に突き刺さっていたガラスの破片を素手で取り除く事から始めました。傷は全身。傷跡にハエがタマゴを産み付けないよう休みなくうちわで扇ぎ続けました。私にできる事はそれくらいでした。長崎大学の医学生(男の子)は「お母さん お母さん」と泣きながら叫び続けていました。「お母さんもうすぐこらすよ 頑張ってね」と私も泣きながら励まし続けました。しかし母親と巡り合えぬまま息絶えてしまいました。」

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