中丸彩希 個展 「waxing and waning」アーツ千代田 3331
名称:中丸彩希 個展 「waxing and waning」アーツ千代田 3331
会期:2022.9.7(水)〜11.6(日)
時間:11:00-18:45 11月6日(日)14:00まで
休み:10月25日(火)、10月26日(水)
料金:無料
会場:1F 3331 CUBE shop&gallery 内
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
URL:アーツ千代田3331
この度、3331 CUBE shop&galleryでは、中丸彩希による個展「waxing and waning」を開催いたします。
中丸彩希は一貫して「私(わたし)」をテーマに作品を制作している作家です。自身の内から湧き出る事柄から、日常生活の変化、家族、外的環境から受け取る物事まで、良きものも悪しきものも含めて自身と向き合い作品に落とし込んで行く様は、この時代の中であまりにも純粋で率直で、新鮮な驚きさえ覚えます。
本展のタイトルである「waxing and waning」は、日本語にするならば「満ち欠け」と訳されます。映像、写真、インタラクティブなコミニケーションなど、多岐に渡る表現方法で制作される作品は、神聖さを纏ったものからフェティシズムを感じさせるものまで、まるで作家の繊細な心の揺らぎをも表しているようです。「個」から出立する表現は、決して自己完結に陥らず、鑑賞を通じて「他者(見る者)」を招き入れ、作品を通じた対話を促しています。そして見る者は中丸の作品を通じ、他者と自身との関係に改めて気づかされる事でしょう。ぜひご高覧ください。
<アーティストの言葉>
「私」を主題に制作している。日常生活を送る「私」は様々な顔を所有し、多方面から認識することができる。作家である私、誰かの友人である私、痛みを感じる私、あなたの目の前にいる私。私を含めた誰しもが「私」の全てを把握することができない。作品を通じ、この「私」をあなたと共に考えたい。
<展覧会に向けて>
「私」を主題に制作している。
「私」とは作家という肩書きを持ちながら、あなたと同じように日常生活を過ごす者である。
そんな「私」は今年で30歳になった。
思い描いていた30歳とは、ほど遠い姿であるように感じる。
だが30歳という変化を感じているのも確かなのだ。
本展では、今の「私」が感じている変化を、新たなる気づきを作品として昇華した。
作品を通じ、今の「あなた」は何を感じるだろうか。
中丸彩希 / Ayaki Nakamaru
1992年 神奈川生まれ
2019年 東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻美術教育修了
2021年 「3331 ART FAIR 2021」、3331 Arts Chiyoda、東京
2021年 「incomplete」、JINEN GALLERY、東京
2020年 「Pruning」、JINEN GALLERY、東京
2019年 「territory」、JINEN GALLERY、東京
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