インド独立75周年・日印国交樹立70周年「インド近代絵画の精華―ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」神戸市立博物館

インド独立75周年・日印国交樹立70周年「インド近代絵画の精華―ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」神戸市立博物館

名称:インド独立75周年・日印国交樹立70周年「インド近代絵画の精華―ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」神戸市立博物館
令和5年1月14日(土曜)~3月21日(火曜・祝)
休館日:月曜日
開館時間:9時30分~17時30分 ※入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般300(240)円、大学生150(120)円、高校生以下無料
   ※( )内は30名以上の団体料金
   ※本展観覧には、上記コレクション展の観覧料が必要です。
主催:神戸市立博物館、在大阪・神戸インド総領事館、神戸新聞社 特別協賛 ニューデリー国立近代美術館
住所:〒650-0034兵庫県神戸市中央区京町24
TEL:078-391-0035
URL:神戸市立博物館

《たそがれ》1941年、テンペラ・紙、ニューデリー国立近代美術館蔵
《たそがれ》1941年、テンペラ・紙、ニューデリー国立近代美術館蔵

日本とインドの国交樹立から70年の節目を記念して、ニューデリー国立近代美術館のコレクションによる、インド近代絵画の展覧会を開催いたします。
このたび紹介するのは、インドの近代美術を代表する画家、ナンダラル・ボース(1883-1966)とウペンドラ・マハラティ(1908-1981)の作品です。
ボースは、アバニンドラナート・タゴール(1871-1951)をはじめとするベンガル派の画家たちから大きな影響を受けたことで知られています。ベンガル派は、20世紀初頭、岡倉天心(1862-1913)や横山大観(1868-1958)、菱田春草(1874-1911)といった日本近代美術の重要人物たちとも交流し、急激な西洋化の波の中で、自国の美術が失われるかもしれないという危機的な状況を共有しながら、西洋画ではなく伝統的な絵画技法を重要視しました。一方マハラティは、ボースの次世代として登場し、インド近代絵画を牽引した重要な画家のひとりです。1950年代に2年間日本に滞在しており、留学を契機として仏教的な主題を多く手掛けるようになりました。
本展では、ふたりの画業の一端をニューデリー国立近代美術館・パトナー美術館の所蔵作品25点から紹介します。日本画壇の作家たちとの運命的な出会いから生まれたインド近代絵画の精華をご覧ください。

《アレキサンドロスの退却》 1940年、油彩・キャンバス、パトナー美術館蔵
《アレキサンドロスの退却》 1940年、油彩・キャンバス、パトナー美術館蔵
《サティの遺体を抱いて世界を蹂躙するシヴァ》 制作年不詳、テンペラ・紙 、ニューデリー国立近代美術館蔵
《サティの遺体を抱いて世界を蹂躙するシヴァ》 制作年不詳、テンペラ・紙 、ニューデリー国立近代美術館蔵
《舟遊び》1909年、ウォッシュ、テンペラ・紙、ニューデリー国立近代美術館蔵
《舟遊び》1909年、ウォッシュ、テンペラ・紙、ニューデリー国立近代美術館蔵

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