「禅寺に伝わるものがたり Ⅰ期 仏教説話と漢故事 Ⅱ期 無外如大尼生誕八百年記念 女性と仏教」相国寺承天閣美術館
名称:「禅寺に伝わるものがたり Ⅰ期 仏教説話と漢故事 Ⅱ期 無外如大尼生誕八百年記念 女性と仏教」相国寺承天閣美術館
会期:2023年3月11日(土)〜2023年7月16日(日)
Ⅰ期 2023年3月11日(土)~5月7日(日)
Ⅱ期 2023年5月28日(日)~7月16日(日)
会場:相国寺承天閣美術館
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:2023年5月8日(月)~5月27日(土)
観覧料:一般 800円
65歳以上・大学生 600円
中高生 300円
小学生 200円
※一般の方に限り、20名様以上は団体割引で各700円
住所:〒602-0898京都府京都市上京区今出川通烏丸東入
TEL:075-241-0423
URL:相国寺承天閣美術館
Ⅰ期 仏教説話と漢故事
禅の教え、仏教の教えの中には、数多くの先徳たちの逸話がちりばめられています。それらは経典に文字情報として載りました。さらに、そこに記された仏・諸菩薩や先徳たちは絵画化され、仏教美術が花開きました。
寺院空間を荘厳する様々な作品の意匠には、中国の故事由来の画題も多く取り入れられました。本展観では、仏教説話や漢故事を好んだ禅僧たちの詩文や寺院に伝来する絵画・工芸から、禅林につたわる様々なものがたりを概観します。
Ⅱ期 無外如大尼生誕八百年記念 女性と仏教
令和五年(2023) は、臨済宗の尼僧、無外如大(むがいにょだい 1223~1298)尼の生誕800年にあたります。彼女は、臨済宗において女性で、仏光国師無学祖元の法を継いだ最初の尼とされています。
十刹に列せられる相国寺派寺院、眞如寺の歴史をたどると、弘安九年(1286)に無外如大によって創庵された「正脈庵( しょうみゃくあん)」にさかのぼります。また、眞如寺は十六世紀後半からは宝鏡寺門跡の菩提所となり、その寺宝は尼門跡の典雅な文化を今に伝えます。今回は照山元瑶尼、徳巌理豊尼や逸巌理秀尼など、出家した皇女達のゆかりの品を紹介します。
相国寺派寺院伝来の寺宝から、無外如大尼の時代から近世に至るまでの女性と仏教のかかわりを探ります。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。