「光受容器の夢 黒坂 祐」日本橋三越本店

windscreen (house) 油彩、キャンバス 145.5 × 112 ×2.5 ㎝ 2022

名称:「光受容器の夢 黒坂 祐」日本橋三越本店
会期:2022年11月16日(水) ~ 2022年11月21日(月)
会場:本館6階美術 コンテンポラリーギャラリー
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

windscreen (butterfly)  油彩、キャンバス  146 × 112 ×30 ㎝  2022
windscreen (butterfly) 油彩、キャンバス 146 × 112 ×30 ㎝ 2022

日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリーにて、黒坂祐氏の個展を開催いたします。
黒坂氏は自身のD型色覚(2型2色覚)という色覚特性をオリジンに、一般色覚者の体験する慣用的な色と、自身の視覚や体験から感じる色とのギャップを考察した絵画を制作しています。主観と客観の境界に踏み込んだ唯一無二の作品は高く評価され、2019年にはシェル美術賞 グランプリを受賞しています。今展では黒坂氏が実際に見た風景と薄れた記憶や夢のイメージが入り混じった状況を描き出し、「見る」という行為を新たな観点から問い直します。ぜひ会場でご覧ください。
三越コンテンポラリーギャラリー

sun salutation  油彩、キャンバス  117 × 91 × 30 ㎝  2022
sun salutation 油彩、キャンバス 117 × 91 × 30 ㎝ 2022

過去に自分が通った道を再び通りかかるときに、当時の自分の姿を想像することがあります。
それはなぜか主観的な視点ではなく、対岸を歩く人や犬、鳥、またはすれ違う自動車から見えたであろう第三者的な視点で想像されます。
夢を思い出すときにも似た感覚を覚えることがあります。
これは目で見ることとは違った「見る」行為だと解釈しています。
このふたつが重なり、混じり合ったイメージこそ本当に私が見ている風景なのではないかと考えています。
黒坂 祐

黒坂 祐 Kurosaka Yu
1991 千葉県生まれ
2017 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2019 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
静岡県在住
主な個展
2016 「ここからできるだけ遠くへ」, 作家実家, 千葉
   「ひとつのところにいる」, space dike, 東京
2017 「Weak Value」, itadakiBLDG., 東京
   「きょうまでいきてこられてよかった」, 野方の空白, 東京
2020 「いくつかのリズム、不活性な場所」, 四谷未確認スタジオ, 東京
主なグループ展
2014 「ストレンジャーによろしく」, 太田駅なか文化館, 群馬
2015 「ストレンジャーによろしく」, 名古屋市民ギャラリー矢田, 愛知
2017 「アタミアートウィーク2017」, ツイキレンタルスペース, 静岡
2018 「絵画運動(ラフ次元)」, 四谷未確認スタジオ, 東京
2019 「荒れ地のアレロパシー」, Mitsukoshi Contemporary Gallery, 東京
2021 「Young Okazaki vol.01」, MtK Contemporary Art, 京都
   「Emerging Artists」, 札幌大通地下ギャラリー500m美術館, 北海道
   「Collectors’ Collective vol.5」, biscuit gallery, 東京
2022 「Grid」, biscuit gallery, 東京
受賞
2019 シェル美術賞2019 グランプリ

windscreen (house) 油彩、キャンバス 145.5 × 112 ×2.5 ㎝ 2022
windscreen (house) 油彩、キャンバス 145.5 × 112 ×2.5 ㎝ 2022

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