新展示室オープン記念展「中国王朝の粋美」兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」

新展示室オープン記念展「中国王朝の粋美」兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」

名称:新展示室オープン記念展「中国王朝の粋美」兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」
会期:2021年4月29日(木曜日)~2021年9月12日(日曜日)
観覧時間:午前9時~午後5時※入館は午後4時30分まで(県立フラワーセンター入園は午後4時まで)
休館日:水曜日(5月5日は開館)、5月6日(木曜日)、7月12日(月曜日)~16日(金曜日)
観覧料:100円、障害者手帳提示で本人は75%減免、介助者1名は無料、高校生以下無料
  別途フラワーセンター入園料(一般500円/各種割引有り)が必要です。
住所:兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1(県立フラワーセンター内)
TEL:0790-47-2212
URL:兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」
 県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」では、より多くの収蔵作品をご覧いただけるよう新展示室を整備しました。広くなった展示室で、第1展示室では「青銅の響き」、「青銅の時代」、第2展示室では、「唐王朝の精華」と3つのコンセプトで作品を展示します。
 新展示室オープンを記念して、令和3年4月29日(木曜日・祝日)から9月12日(日曜日)まで、オープン記念展「中国王朝の粋美」を開催します。
 展示の内容は、[青銅の響き」では、二里頭(夏)~商(殷)から春秋戦国時代の中国古代の楽器を、[青銅の時代]では、二里頭(夏)から漢・三国時代までの青銅器や鏡を展示、[唐王朝の精華]では、王朝文化が華開いた隋・唐代の逸品を主に展示します。
【おすすめの展示品】
1.獣面紋鐘(じゅうめんもんしょう)年代:春秋戦国
吊り下げて外面を打ち鳴らす楽器。器体の断面はレンズ状で、下端は内湾している。
槌で叩くと、正面(正鼓)と左右側面(側鼓)で異なる音階を奏でることができる。
2.羽状地紋扁壺(うじょうじもんへんこ)年代:春秋戦国
春秋戦国時代に出現した扁平なプロポーションの壺。頸部には下向きの三角形の銀板を巡らせ、肩部には2箇所に遊鐶(輪)をつけた耳がある。体部はレンガ状に区画し、その中は羽状紋で飾る。
3.銀透彫禽葡萄唐草紋薫球(ぎんすかしぼりきんぶどうからくさもんくんきゅう)(香嚢)年代:唐
精巧な透彫で唐草紋と飛禽を描いた半球形の蓋と身を蝶番によって繋ぎ、鎖で腰帯などに留めた携帯用香炉。下の半球の中に、鐶とジャイロ式の香炉がある。
使用時は、薫球の自重と2つの円環の平衡機能によって、薫球が揺れ動いても中の香炉は常に水平状態に保たれ香灰が外に散ることはない。

新展示室オープン記念展「中国王朝の粋美」兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」
新展示室オープン記念展「中国王朝の粋美」兵庫県立考古博物館加西分館「古代鏡展示館」

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