名称:「二十四節花~深沢紅子の花と言葉~」深沢紅子野の花美術館
会期:2022年10月27日(木)~2023年1月9 日(月)
※11/30迄無休。12~1月は火・水・木・金および年末年始(12/26~1/1)休館。
1/3は開館。
入館料:大人600円 小中学生300円
※軽井沢高原文庫から徒歩5分の所にあります。
会場:深沢紅子野の花美術館
住所:〒389-0111 軽井沢町大字長倉217
TEL:0267(45)3662
URL:深沢紅子野の花美術館
日本には、古代中国に由来する、暦を等分する上での区分である二十四節気があります。立春、啓蟄、夏至、秋分、霜降、立冬、大雪、大寒……。日本人は、日々移り変わる四季をこまやかに捉えることで、自然に対する豊かな感受性を育んできました。本展では、深沢紅子の水彩画作品の中から、「エゾカワラナデシコ」「リンドウ」など、二十四節気それぞれに咲く野の花を描いた作品約30点のほか、油彩画作品約10点余、そして深沢省三の浅間山などを描いた水彩画作品など約10点、装幀・装画本など関連資料等を紹介いたします。
※軽井沢高原文庫から徒歩5分の所にあります。
「華やかなものより落ちついたもの」を愛した紅子は、その画業を通じて、軽井沢や山中湖、岩手の土地にひっそりと咲く様々な野の花を描きました。たとえば、春を知らせるスイセン、凛とした夏のフシグロセンノウ、雪の中に咲く冬のヤマツバキ……その絵は、それぞれの花が持つ季節の気配を、私たちの下に運んでくれます。
深沢紅子(1903-1993)は、上京して岡田三郎助のもとで油彩画を学び、一水会展、女流画家展などに作品を発表するかたわら、戦前から訪れていた軽井沢をこよなく愛し、1964年から20年ほど堀辰雄1412番山荘を夏のアトリエとして、軽井沢高原に咲く多くの野の花を多く水彩で描きました。
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