「蘇州版画の光芒―国際都市に華ひらいた民衆芸術―」海の見える杜美術館

「蘇州版画の光芒―国際都市に華ひらいた民衆芸術―」海の見える杜美術館

名称:「蘇州版画の光芒―国際都市に華ひらいた民衆芸術―」海の見える杜美術館
会期:2023年3月11日(土)〜2023年8月13日(日)
   前期:2023年3月11日(土)〜5月6日(土)
   後期:2023年6月 3日(土)~8月13日(日)
   ※前期と後期でメイン会場の作品はすべて入れ替わります
会場:海の見える杜美術館
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 7月14日(火)
   ※但し7月 13日(月)は祝日開館
観覧料:一般 1,000円
   高・大学生 500円
   中学生以下 無料
   ※障がい者手帳などをお持ちの方は半額。介添えの方は1名無料
   ※20名以上の団体は各200円引き
   [タクシー来館特典]タクシーで来館の方、タクシー1台につき1名入館無料
   ※海の見える杜美術入場の際に当日のタクシー領収書を受付に要提示
主催:海の見える杜美術館
後援:広島県教育委員会、廿日市市教育委員会、東方学会、美術史学会、国際浮世絵学会、広島芸術学会
住所:〒739-0481広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
TEL:0829-56-3221
URL:海の見える杜美術館

《大宴銅雀台》17世紀
《大宴銅雀台》17世紀

中国では古来より、吉祥画や風景画、花鳥画、美人画などの様々な版画が生活を彩ってきました。
その長い歴史の中で目を見張るのは、国際都市となった17-18世紀の蘇州において、中国と西洋の美術が交じり合うことで、今では蘇州版画と言い習わされる画期的な民衆芸術が誕生したことです。それらは以降の中国美術にとどまらず、日本やヨーロッパなど海外の美術にまで影響を及ぼすほど強い光を放っていました。
残念ながら、蘇州版画の多くは生活の中で消費され廃棄される命運にあったため遺品がほとんど伝来せず、その全貌が詳しく知られることはありませんでした。
海の見える杜美術館の所蔵する中国版画は、希少な17-18世紀の蘇州版画から現代年画に至るまで、その数3,000点以上に及ぶ世界屈指の質と量のコレクションです。本展覧会では、館蔵品の中から初公開作品を多数含む優品約300点を選定し、知られざる中国版画の世界を紹介します。

《姑蘇閶門図・三百六十行図》1734年頃
《姑蘇閶門図・三百六十行図》1734年頃
《福字図》18世紀
《福字図》18世紀
《関夫子像》1704年頃
《関夫子像》1704年頃
《美人鸚哥図》18世紀前期
《美人鸚哥図》18世紀前期
《花卉図》丁亮先 18世紀前期
《花卉図》丁亮先 18世紀前期
《門神》楊柳青 1980年代
《門神》楊柳青 1980年代

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