「茶陶-萩」山口県立萩美術館・浦上記念館

伝 初世坂高麗左衛門《萩茶碗 銘 李華》 江戸時代前期 17世紀 個人蔵

名称:「茶陶-萩」山口県立萩美術館・浦上記念館
会期:2023年3月7日(火)〜2023年5月7日(日)
会場:山口県立萩美術館・浦上記念館
時間:9:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 年末年始 祝日・休日の第一月曜日は開館
観覧料:一般 300(240)円
   学生 200(160)円
   70歳以上と18歳以下の方、および高等学校、中等教育学校、 特別支援学校に在学する生徒は無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※特別展示は展覧会によって観覧料が異なります。
   ※身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持されている方および、その介護者(1名)は無料
住所:〒758-0074山口県萩市平安古町586-1
TEL:0838-24-2400
URL:山口県立萩美術館・浦上記念館

萩焼は、萩藩主毛利氏が17世紀初頭に萩藩の御用窯として開窯して以降400年余り続く長い伝統を持ち、とりわけ優れた茶陶を生み出す窯業地としてこれまで多く語られてきました。伝世する萩焼の多くは茶の湯の道具であり、特に御用窯で作られた茶碗は、開窯当初から侘数寄の美意識により見出された高麗茶碗の造形性を濃厚に反映したものでした。
しかしそれらは単なる写うつし(模倣、まね)ではなく、高麗茶碗がもつ様々な造形要素を自在にアレンジし、さらに古田織部好みの剽げた歪みの美意識を取り入れるなど、萩焼独自の造形性を常に志向するものでした。
今展では、そうした独自の品格を有する古萩(近世の萩焼)から近現代の萩焼の作家(人間国宝を含む)の作品まで、伝統を踏まえながらも常に革新的ともいえる独創的な造形表現を追い求めてきた萩焼の茶陶を紹介します。

伝 初世坂高麗左衛門《萩茶碗 銘 李華》 江戸時代前期 17世紀 個人蔵
伝 初世坂高麗左衛門《萩茶碗 銘 李華》 江戸時代前期 17世紀 個人蔵

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