名称:「古今歳時記-12か月のくらしと暦-」茶道資料館
期間:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F・B2F
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(1月2日(月・振替休日)・9日(月・祝)は開館)、12月28日(水)〜1月1日(日・祝)、1月10日(火)
観覧料:一般 2,000円、大学生・専門学校生・65歳以上 1,300円、中学・高校生以下 無料(学生証を提示)
※本展チケットで「MOTコレクション」も観覧可
※小学生以下は保護者の同伴が必要
※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者および付添者(2名まで)は無料
住所:〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内
TEL:075-431-3434
URL:茶道資料館
茶道資料館の令和5年度新春展。茶事や茶会でテーマとなりやすい年中行事を取り上げ、関連する茶道具や絵画等を展示します。
私たちのくらしは、さまざまな年中行事に彩られています。
明治時代のはじめに太陽暦が採用されるにあたり、江戸時代から催されてきた年中行事は、季節を優先させてひと月遅れで行うもの、日付を優先させて、これまでどおりの日付で行うものにわかれました。
たとえば、祇園祭は現在7月に行われますが、江戸時代に描かれた絵巻には、6月の行事として取り上げられています。7月に行われるようになったのは明治時代からです。
一方で、ひな祭りとして知られる上巳の節句は、日付との結びつきが強いため、江戸時代と同じく3月3日に行うことが多いようです。桃の節句と呼ばれる別名は、本来は桃の花の咲く時期に行われたことによるものですが、新暦で行うと時期が早まり、桃の花の咲かないひな祭りとなっています。
本展では、正月、節分、葵祭、祇園祭などの年中行事とこちらに関係する茶道具や絵画などを展示。同時に、各行事の旧暦で行われた時期を解説し、行事の成り立ちや季節感の違いなどを紹介します。古今の歳時記の違いをお楽しみください。
【併設展】京都市有形文化財指定記念 朝儀図屏風の世界
令和3年春、土佐光起筆「朝儀図屏風」(茶道資料館管理)が京都市有形文化財に指定されました。これを記念し、指定後はじめて公開します。この作品は、元日に行われた「小朝拝」と、陰暦 11月1日が冬至にあたる、19年に一度の「朔旦冬至」の2種の宮廷行事を取り上げたものです。大画面でありながらも際立つ繊細な描写をこの機会にぜひご覧ください。
※会期中、展示替え・巻替えを行います。
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