前田和子展「太陽と月」阪急うめだ本店

「龍の馬(西遊記より)」(縦37.9×横45.5cm)

名称:前田和子展「太陽と月」阪急うめだ本店
会期:2023年2月8日(水)~14日(火) ※催し最終日は午後4時終了
開館時間:10:00~20:00(最終日は16時まで)
会場:7階 美術画廊
住所:〒530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号
TEL: 06-6345-1201
URL:阪急うめだ本店

“いきもの”を描くことは命を描くことだと思っています。生きているものにはその時その瞬間に不思議な輝きがあります。温かく、柔らかく、心臓は力強く鼓動を打ち、一本の毛先にも何かが宿っている。私は昔からその不思議な輝きに魅せられ、その輝きを追いかけて作品を描いてきました。葉にとまる虫や風にたなびく植物、躍動する動物たちの一瞬の時をとらえ、息づかいや気配まで感じるような、命のある“いきもの”の姿を描きたい。そう思い日々、制作活動を続けています。本展の作品では“馬”、 “虎”、“龍”といった古典的モチーフと“箔”を制作のテーマとしています。これらのモチーフは世界各国の古の神話や民話に幾度となく登場し、古くから愛され描かれてきました。本展覧会では、時に神様そのものであり、龍の化身であり、神様の乗り物として描かれる美しい馬の姿や、恐ろしい顔をしながらもどこか愛らしく憎めない、そんな虎や龍の魅力的な姿を自分なりの解釈を加えて描いております。古より続く “いきもの”達と“人”との絆の物語を感じていただけましたら幸いでございます。
前田和子

「龍の馬(西遊記より)」(縦37.9×横45.5cm)
「龍の馬(西遊記より)」(縦37.9×横45.5cm)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る