「高松市美術館コレクション+(プラス)版画でたどる20世紀西洋美術 ―画家たちの挑戦―」高松市美術館
名称:「高松市美術館コレクション+(プラス)版画でたどる20世紀西洋美術 ―画家たちの挑戦―」高松市美術館
会期:2023年2月11日(土・祝)〜2023年3月21日(火・祝)
会場:高松市美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
※但し金曜日、土曜日は19:00閉館
(最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 800円(640円)
大学生 500円(400円)
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料
住所:〒760-0027香川県高松市紺屋町10-4
TEL:087-823-1711
URL:高松市美術館
20世紀の西洋では、さまざまな絵画表現が誕生しました。パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックはモチーフをあらゆる方向からとらえ、それを一つの画面に再構成するキュビスムの作品を生み出し、マックス・エルンストやサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロらは無意識の世界に魅了されたシュルレアリスムの作家として知られています。
また、マルセル・デュシャンは、アメリカに渡って既製品をオブジェとして展示するなどそれまでには考えられなかったような概念を提示し、現代アートの扉を開きました。その後アメリカではジャクソン・ポロックに代表される抽象表現主義が、ジャスパー・ジョーンズらによるネオ・ダダやアンディ・ウォーホルらのポップ・アートなどに大きな影響を及ぼしました。芸術家たちは既存の芸術作品等から多くを学びながらも、そこから独自の表現を模索していったのです。
また、20世紀は版画工房が大きな発達を遂げた時代でもあります。スタンリー・ウィリアム・ヘイターによる工房「アトリエ17」が芸術家たちの創造力を刺激したように、特に20世紀半ば以降、版画工房はただ作品を刷るだけでなく表現そのものにも関係するようになります。さらに、技術が向上したことで、芸術家たちが求める表現の実現に貢献しました。
本展覧会では高松市美術館が所蔵する版画作品を中心に、ピカソやアンリ・マティスなどの巨匠たちから現代アーティストとして知られるジュリアン・オピーやダミアン・ハーストまで、20世紀に活躍した芸術家たちによる作品約200点を紹介し、彼らが絵画表現に挑戦し続けた軌跡をたどります。
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