「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」ハラミュージアムアーク

「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」ハラミュージアムアーク

名称:「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」ハラミュージアムアーク
会期:第1期(春夏季) 2023年3月24日(金)〜9月3日(日)
   第2期(秋冬季) 2023年9月9日(土)〜2024年1月8日(月・祝)
   ※特別展示室・觀海庵は会期中に展示替えあり
会場:原美術館ARC
住所:群馬県渋川市金井2855-1
開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:木曜日(祝日のぞく)、1月1日(月・祝)
   ※8月中は無休
入館料:一般 1,800円(1,500円)、高校・大学生 1,000円(700円)、小・中学生 800円(500円)
   ※( )内は前売料金
   ※学期中の土曜日は群馬県内の小・中学生の入館は無料
   ※各種割引あり
   ※《青磁下蕪花瓶》および《青磁袴腰香炉》の展示は2023年3月24日(金)から4月26日(水)まで
住所:〒377-0027群馬県渋川市金井2855-1
TEL:0279-24-6585
URL:ハラミュージアムアーク

司馬江漢『冨嶽図』江戸時代 絹本著色 142.2 x 81.1cm ※第2期展示予定
司馬江漢『冨嶽図』江戸時代 絹本著色 142.2 x 81.1cm ※第2期展示予定

展覧会「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」では、自身の理想を求めて当時の美術的・社会的動向に背を向けた美術作家の表現に着目し、「原美術館コレクション」の現代美術作品と、「原六郎コレクション」の東洋古美術作品を紹介する。
現代美術では、当時の「女性アーティスト」の枠にとらわれず、彫刻表現を拡張した久保田成子や、美術の伝統的価値に異を唱えた「反芸術」の作家、篠原有司男や荒川修作、そしてパフォーマンスや造形作品などを通して社会に働きかけたヨーゼフ・ボイスなど、国内外の作家を紹介する。
一方、東洋古美術では、鎖国下の江戸時代に西洋絵画や科学に傾倒した司馬江漢や、「朦朧体」と揶揄されながらも墨線を否定し、独自の表現を確立した横山大観の作品を目にすることができる。
また、通常は東京国立博物館に寄託している《青磁下蕪花瓶》(国宝)と《青磁袴腰香炉》を、3月24日(金)から4月26日(水)までの期間限定で里帰り展示するほか、「光悦本」と呼ばれる希少な古活字本『謡本』も紹介。《青磁袴腰香炉》は明治期以来の一般公開、『謡本』は初公開される、貴重な機会となる。
そのほか、2020年に閉館した東京・品川の原美術館から、4点の屋外作品を移設。飯田善國《風の息吹き》、関根伸夫《空相》、多田美波《明暗 No.2》、そしてイサム・ノグチ《物見台》を、新たに群馬・渋川の地で目にすることができる。

篠原有司男『シマウマとライオンのイチゴ合戦』1992年 カンヴァスにアクリル絵具 210.0 x 360.0cm © Ushio Shinohara
撮影:木暮伸也
篠原有司男『シマウマとライオンのイチゴ合戦』1992年 カンヴァスにアクリル絵具 210.0 x 360.0cm © Ushio Shinohara 撮影:木暮伸也
蜷川実花『PLANT A TREE』2011年 Cプリント 48.5 x 72.8cm ©mika ninagawa
蜷川実花『PLANT A TREE』2011年 Cプリント 48.5 x 72.8cm ©mika ninagawa
久保田成子《デュシャンピアナ: 自転車の車輪 1, 2, 3》1990 年 3 インチ液晶モニター、自転車の車輪、モーター、木のスツール、パワーAC、シングルチャンネルヴィデオ 各 148 x 64 x 39.5cm
© 2023 Estate of Shigeko Kubota/ Licensed by VAGA at Artists Rights Society (ARS)
久保田成子《デュシャンピアナ: 自転車の車輪 1, 2, 3》1990 年 3 インチ液晶モニター、自転車の車輪、モーター、木のスツール、パワーAC、シングルチャンネルヴィデオ 各 148 x 64 x 39.5cm © 2023 Estate of Shigeko Kubota/ Licensed by VAGA at Artists Rights Society (ARS)
横山大観『海辺曙色図』明治時代 絹本著色 127.2 x 40.8cm ※第2期展示予定
横山大観『海辺曙色図』明治時代 絹本著色 127.2 x 40.8cm ※第2期展示予定
『武蔵野図屏風』江戸時代(17 世紀前期)紙本金地著色 172.2 x 360.0cm
『武蔵野図屏風』江戸時代(17 世紀前期)紙本金地著色 172.2 x 360.0cm
『青磁水注花入』年代不詳 磁器 撮影:木暮伸也 ※第1期 前期展示(2023年3月24日から6月中旬)
『青磁水注花入』年代不詳 磁器 撮影:木暮伸也 ※第1期 前期展示(2023年3月24日から6月中旬)
鈴木康広『日本列島のベンチ』 2014/2021年 ミクストメディア ©Yasuhiro Suzuki 撮影:木暮伸也
鈴木康広『日本列島のベンチ』 2014/2021年 ミクストメディア ©Yasuhiro Suzuki 撮影:木暮伸也
奈良美智『My Drawing Room』2004/2021年 312.0 x 200.5 x 448.0cm ©Yoshitomo Nara 撮影:木暮伸也
奈良美智『My Drawing Room』2004/2021年 312.0 x 200.5 x 448.0cm ©Yoshitomo Nara 撮影:木暮伸也
森村泰昌『輪舞(双子)』1994/2021年 ミクストメディア ©Yasumasa Morimura 撮影:木暮伸也
森村泰昌『輪舞(双子)』1994/2021年 ミクストメディア ©Yasumasa Morimura 撮影:木暮伸也
奈良美智『Eve of Destruction』2006年 カンヴァスにアクリル絵具 117.0x91.0cm ©Yoshitomo Nara
奈良美智『Eve of Destruction』2006年 カンヴァスにアクリル絵具 117.0x91.0cm ©Yoshitomo Nara
『青磁下蕪花瓶』南宋時代 磁器 ※第1期 前期展示(2023年3月24日から4月26日)
『青磁下蕪花瓶』南宋時代 磁器 ※第1期 前期展示(2023年3月24日から4月26日)
ギルバート&ジョージ『成熟』1986年 写真 241.3 x 151.1cm © Gilbert & George
ギルバート&ジョージ『成熟』1986年 写真 241.3 x 151.1cm © Gilbert & George
ジャン=ピエール レイノー『十字架』1972年 木と鉄にペイント 144.5 x 127.0 x 50.0cm © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G3063
ジャン=ピエール レイノー『十字架』1972年 木と鉄にペイント 144.5 x 127.0 x 50.0cm © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 G3063
横尾忠則『戦後』1985年 セラミックにシルクスクリーン 240.0 x 240.0cm © Tadanori Yokoo
横尾忠則『戦後』1985年 セラミックにシルクスクリーン 240.0 x 240.0cm © Tadanori Yokoo
やなぎみわ『My Grandmothers: AI』2003年 ライトジェットプリント 180.0x240.0cm ©Miwa Yanagi
やなぎみわ『My Grandmothers: AI』2003年 ライトジェットプリント 180.0x240.0cm ©Miwa Yanagi
狩野派『花鳥図屏風』(右隻)桃山~江戸時代 紙本墨画 六曲一隻 163.3 x 383.4cm(三井寺旧日光院客殿障壁画) ※第1期 前期展示(2023年3月24日から6月中旬)
狩野派『花鳥図屏風』(右隻)桃山~江戸時代 紙本墨画 六曲一隻 163.3 x 383.4cm(三井寺旧日光院客殿障壁画) ※第1期 前期展示(2023年3月24日から6月中旬)
『紫陽花蒔絵重箱』江戸時代 五段重箱 26.5 x 28.5 x 39.8cm ※第1期 後期展示(2023年6月中旬から9月3日)
『紫陽花蒔絵重箱』江戸時代 五段重箱 26.5 x 28.5 x 39.8cm ※第1期 後期展示(2023年6月中旬から9月3日)
本阿弥光悦『蝶下絵和歌巻(古今和歌集春歌上)』(部分)江戸時代紙本金銀泥絵墨書 一巻 33.2 x 372.2cm
本阿弥光悦『蝶下絵和歌巻(古今和歌集春歌上)』(部分)江戸時代紙本金銀泥絵墨書 一巻 33.2 x 372.2cm
荒川修作《それを見よ No.3》1968 年 綿カンヴァスにアクリル絵具、フェルトペン 124.5 x 183.0cm
© 2023 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.
荒川修作《それを見よ No.3》1968 年 綿カンヴァスにアクリル絵具、フェルトペン 124.5 x 183.0cm © 2023 Estate of Madeline Gins. Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

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