「小さなメディアの40年 続・セタガヤママ」世田谷文化生活情報センター 生活工房

「小さなメディアの40年 続・セタガヤママ」世田谷文化生活情報センター 生活工房

名称:「小さなメディアの40年 続・セタガヤママ」世田谷文化生活情報センター 生活工房
会期:2023年1月31日(火)〜4月23日(日)
開館時間:9:00~21:00
料金:入場無料
休館日:月曜休み
会場:世田谷文化生活情報センター 生活工房
住所:〒154-0004東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー内
TEL:03-5432-1543
URL:世田谷文化生活情報センター 生活工房

「あめの会通信」表紙(謄写印刷、1981年、No.12)
「あめの会通信」表紙(謄写印刷、1981年、No.12)

1982年、世田谷区経堂にオープンした雑貨店「セタガヤママ」。店主の名前は大橋正子。貸本、イラストレーター・柳生弦一郎の「ぬりえ」の出版、小さなラジオ放送(ミニFM)など、その活動は多岐にわたりました。住宅街でひときわ目立つピンクと黄色の窓は建築家・石山修武が、ロゴはデザイナーの平野甲賀が手がけています。本展は、「セタガヤママ」を中心に、子育て中の女性たちが試みた“生活の実験”をご紹介する初の機会となります。1979年に平野公子が自宅マンションを開放した文庫「子どもザウルス」、そこで出会った主婦たちが公園や友人宅で展開した「あめの会」、その活動や日々のことを綴った「あめの会通信」。ここでガリ切りを担当した田上正子は、現在も「あめつうしん」というミニコミをガリ版で発行しています。
会場では、当時のミニコミや写真、平野甲賀のグラフィックといった貴重な作品から、現在も続く「あめつうしん」まで、およそ40年分の資料を展示します。さらに「セタガヤママ」周辺の子どもたちが当時を振り返ったエッセイ、常連だった絵本作家・石津ちひろが書き下ろした詩もご紹介。それぞれの視点から、生活を軸にした小さなメディアの活動を辿ります。マンションの一室から出発したママたちの冒険と、その「続き」をお楽しみください。

柳生弦一郎『ゲンイチロウのぬりえ』(セタガヤママ発行)
柳生弦一郎『ゲンイチロウのぬりえ』(セタガヤママ発行)
セタガヤママ外観
セタガヤママ外観

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る