常設展「岡本太郎とにらめっこ」川崎市岡本太郎美術館

常設展「岡本太郎とにらめっこ」川崎市岡本太郎美術館

名称:常設展「岡本太郎とにらめっこ」川崎市岡本太郎美術館
会期:2023年2月1日(水)〜2023年4月16日(日)
会場:川崎市岡本太郎美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 2月24日(金)、3月22日(水)
観覧料:2月1日(水)~2月17日(金) 常設展のみ開催
   一般 500円(400円)
   高・大学生・65歳以上 300円(240円)
   中学生以下 無料
   2月18日(土)~4月16日(日)企画展とのセット料金
   一般 700円(560円)
   高・大学生・65歳以上 500円(400円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※企画展開催期間中は、企画展とのセット料金に変わります
住所:〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
TEL:044-900-9898
URL:川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎《にらめっこ》1980年
岡本太郎《にらめっこ》1980年

岡本太郎の作品には、初期から晩年までを通して、多くの人間や生き物が登場します。1960年代後半からは特に、作品の中に「顔」のモティーフが増えていきました。岡本は「わが世界美術史」(1970)連載執筆のために東西の様々な地を訪れ、現地の人々の生活や文化を取材しました。後年の著書『美の世界旅行』(1982)では、「世界のあらゆる層に何と様々な顔があり、また眼があるのだろう。(…)一つの顔の宇宙の中に、また無限の顔、そして目玉が光っている。言いようのない実在感をもって」と語っています。彼にとって世界の様相は、無限な「顔」がひしめき合い、成されたものと言えるでしょう。
さらに岡本は、それを実証するかのように、身の回りの物、椅子やグラス、スピーカーにも眼、鼻、口を表し、あらゆる物に「生命」を与えました。本展では「世界」を様々な表情に溢れたものとして捉えた岡本太郎が描いた沢山の顔たちを紹介します。

岡本太郎《月の顔》 1981年
岡本太郎《月の顔》 1981年
岡本太郎《二つの顔》 1957年
岡本太郎《二つの顔》 1957年
岡本太郎《若い太陽の顔》 1969年
岡本太郎《若い太陽の顔》 1969年
岡本太郎《マスク》 1970年
岡本太郎《マスク》 1970年
岡本太郎《夢の鳥》 1977年
岡本太郎《夢の鳥》 1977年
《顔のスピーカー》 1971年
《顔のスピーカー》 1971年

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