「N.E.blood 21 vol.81 伏見恵理子展」リアス・アーク美術館

「N.E.blood 21 vol.81 伏見恵理子展」リアス・アーク美術館

名称:「N.E.blood 21 vol.81 伏見恵理子展」リアス・アーク美術館
会期:2023年2月11日(土)~2023年3月19日(日)
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日、火曜日
   祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
入場料:無料
会場:リアス・アーク美術館
住所:〒988-0171宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
TEL:0226-24-1611
URL:リアス・アーク美術館

伏見は1987年埼玉県生まれ。2014年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コースを修了。多くの個展・グループ展・公募展等にて平面作品を発表し、高い評価を受けています。
伏見の作品は、一見すると抽象画のような印象を受けますが、その原型は風景などのスケッチを基にした絵画です。両掌に収まるほどの紙に描かれた小さな絵は、ものによっては100号を超える大きな画布に拡大して描写されます。その際、制作に使用する画材(絵具)や支持体(紙)と筆致によって生じた「にじみ」や「かすれ」、「まざり」などの現象は、形象として模され再現されます。絵画の要素として再構築されたそれらの形象は、新たな息吹を吹き込まれ画面の中で躍動し、作品全体は以前と異なるイメージへと変容します。
スケッチを原点とする絵画は、様式の変質とともに変貌を遂げ、作家自身にとって未知なる新たな風景として眼前に立ち現れるのです。

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