「―溶ける光― 黒光茂明 展」日本橋高島屋S.C.(本館)

「桜波」89×170cm

名称:「―溶ける光― 黒光茂明 展」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2023年3月15日(水)→20日(月)
会場:本館6階 美術画廊
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310 本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

黒光氏は1946年京都・衣笠に生まれました。
神泉、竹喬、印象、桂華、華楊といった大作家とその高弟、弟子たちが居住していたこの地で、日本画家を父にもつ少年が絵描きを目指すこととなったのは運命であったのかもしれません。
父茂樹、父の師金島桂華の薫陶に導かれるように、のちに京都市立芸術大学に進学。在学中の1969年新制作に初入選、卒業後は創画会展初入選、春季展賞を受賞するなど頭角を現します。
その後、無所属になった今も、円山・四条派から綿々と続く京都の伝統的日本画を継承しながら、光や水を描き出す独自の視点と、四季を一枚に同居させるなど斬新な発想が高い評価を得ています。
「溶ける光」と題された今展には、具体的観念にとらわれない遊び、洒脱といったさらに達観した世界が作品に盛り込まれています。

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