名称:「虚影蜃光 ー Shell of Phantom Light」金沢21世紀美術館
会期:2023年4月8日(土)〜9月18日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
料金:無料
主催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
住所:〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1
TEL:076-220-2800
URL:金沢21世紀美術館
金沢美術工芸大学と金沢卯辰山工芸工房で漆芸の技術を磨いた池田晃将は、伝統的な工芸に見られる器型で、近未来的な世界観を体現する作品を発表しています。幼少期から親しんできた漫画、アニメーション、ゲームなどから着想を得た螺鈿の構造色を活かした作品には、ホログラムのような立体感と電気信号が高速で移動するような疾走感があります。本展のタイトルにある光と影は自然界を生きる貝のもたらす妖しい輝きと黒の漆のコントラストから生まれる作風を、生物工学的なイメージやデザインワークまで拡張できると捉えたものです。
池田晃将(いけだ てるまさ)
1987年千葉県生まれ、石川県金沢市在住。2016年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程工芸専攻修了。2019年金沢卯辰山工芸工房漆芸工房修了。主な展覧会に「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」(国立工芸館、2023年)、「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」(岐阜県現代陶芸美術館、2023年)、「ジャンルレス工芸展」(国立工芸館、2022年)、「《十二の鷹》と明治の工芸―万博出品時代から今日まで変わりゆく姿」(国立工芸館、2021年)、「和巧絶佳展-令和時代の超工 芸-」(パナソニック汐留美術館、2020年)など。
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