「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館

「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館

名称:「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館
会期:2023年7月15日(土)~2023年9月3日(日)
会場:目黒区美術館
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、7月18日(火)
   ※ただし、7月17日(月祝)は開館
観覧料:一般 800円(600円)
   大高生・65歳以上 600円(500円)
   中学生以下 無料
   ※障がいのある方とその付添者1名は無料、( )内は20名以上の団体料金
   ※目黒区在住、在勤、在学の方は受付で証明書類の提示で団体料金になります
住所:〒153-0063東京都目黒区目黒2-4-36
TEL:03-3714-1201
URL:目黒区美術館

「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館
「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館

中村直人(なかむらなおんど 1905ー1981)は、長野県小県郡神川村(現・上田市)に生まれた芸術家です。
少年期に山本鼎(やまもとかなえ)の勧めによって彫刻家となり、次第に院展で認められるようになりました。しかし1952年に一転、パリに移住し、今度はグアッシュ(不透明水彩絵具)作品により好評を博するようになります。帰国後は二科会の会員となり、彫刻、絵画、版画など数多くの作品を手掛け、哀愁漂う女性像や裸婦像によってそのイメージを定着させました。晩年は東京・目黒区にアトリエを構えて旺盛に作品を制作し続け、二科展の内閣総理大臣賞を受賞しています。
本展では、中村直人の作品・資料をはじめ、直人に影響を与えた諸作家の作品も併せて展示します。直人の生涯をなぞるように、彫刻家としての黎明期、従軍した戦時期、フランス時代、帰国後の四つの時期に分けて構成します。戦時中に制作された大型の記念碑的—モニュメンタルな彫刻作品や、ヨーロッパで人気を得たオリエンタリズムあふれる絵画を通して直人の異色の生涯を紹介します。
※本展は、中村直人の故郷・長野県上田市の上田市立美術館と、直人が晩年を過ごした東京都目黒区に在する目黒区美術館による共同企画展です。上田市立美術館で2023年6月11日(日)までの開催後に目黒区美術館に巡回します。

「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館
「中村直人展 モニュメンタル/オリエンタル」目黒区美術館
中村直人 《手品師》 1932(昭和7)年 木彫・着色 /個人蔵
中村直人 《手品師》 1932(昭和7)年 木彫・着色 /個人蔵
中村直人 《草薙剣》 1941(昭和16)年 木彫 /静岡市立登呂博物館
中村直人 《草薙剣》 1941(昭和16)年 木彫 /静岡市立登呂博物館
中村直人 《大原女》 1956(昭和31)年 グアッシュ・紙 /長野県立美術館
中村直人 《大原女》 1956(昭和31)年 グアッシュ・紙 /長野県立美術館
中村直人 《クルン》 1960(昭和35)年 グアッシュ・紙 /上田市立美術館[森工房コレクション]
中村直人 《クルン》 1960(昭和35)年 グアッシュ・紙 /上田市立美術館[森工房コレクション]
中村直人 《会合》 1980(昭和55)年 グアッシュ・紙 /長野県立美術館
中村直人 《会合》 1980(昭和55)年 グアッシュ・紙 /長野県立美術館
中村直人 《パリの赤い家》 1953(昭和28)年 グアッシュ・紙/小杉放菴記念日光美術館
中村直人 《パリの赤い家》 1953(昭和28)年 グアッシュ・紙/小杉放菴記念日光美術館
中村直人 《女と猫》 1952-1964(昭和27-39)年 グアッシュ・紙 /上田市立美術館
中村直人 《女と猫》 1952-1964(昭和27-39)年 グアッシュ・紙 /上田市立美術館
中村直人 《桃のある風景》 1963(昭和38)年 グアッシュ・紙 /小杉放菴記念日光美術館
中村直人 《桃のある風景》 1963(昭和38)年 グアッシュ・紙 /小杉放菴記念日光美術館
 中村直人《ジャポネーゼ》1950年代 グアッシュ 小杉放菴記念日光美術館
 中村直人《ジャポネーゼ》1950年代 グアッシュ 小杉放菴記念日光美術館

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