中国の歴史の中で、唯一の女帝であった則天武后は、唐の国号を周に改めるなど、専横で暴虐的な印象が持たれてきた。しかし、彼女の治世は政治的に安定し、政治・経済・文化・宗教の各方面で優れた業績を残すことにもなった。その唐の都の長安のあった陝西省と洛陽のあった河南省、そして則天武后ゆかりの山西省の3省から、当時の華麗な宮廷文化を物語る資料を紹介する展覧会である。当時の日本があこがれた、唐の文化の粋を、祈り・宮廷生活・則天武后の3部で構成し、好評をえた。 会期/平成11年1月23日(土)~平成11年3月22日(月) 会場/特別展示室1、南蛮美術館室、特別展示室2 主催/神戸市立博物館、NHK神戸放送局、NHKきんきメディアプラン 中国陝西省文物事業管理局、河南省文物管理局、山西省文物局 後援/外務省、文化庁、中国大使館、中華人民共和国文化部、中国国家文物局 兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会 協賛/中国西北航空公司
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